183㌢、90㌔の体躯、平均飛距離は300㍎。男子ツアーで期待される若手。出水田大二郎。2020年の初戦となったシンガポールオープンは18位タイとし、まずまずのスタートを切った。2勝目を狙う最新のクラブセッティングを覗いた。
シャフトを替えてつかまり向上
スリクソンZ U45
昨年は1年を通して予選落ちも多く、不本意なシーズンだった。そんな出水田の14本の構成は、いかにもロングヒッターといった印象。目を引くのは、3番ウッドの下にアイアン型のユーティリティを入れている点だ。
「以前はウッド型のユーティリティを入れていましたが、アイアン型のほうが使い勝手がよかったので替えました。狭いホールのティショットで使うこともありますし、いろんなライからでもコントロールしやすく、活躍の場がウッド型よりも多かった。基本的には右のミスが嫌なので、つかまりのいいシャフトを入れたら、よりコントロール性が高くなりました」
出水田に期待されるのはツアー2勝目。もちろん本人もまずはそこを目標にしているが、自身のゴルフをワンランク上げるためにシャフトを替えたという。さらに、課題のひとつであるショートゲーム
の強化も行った。
「昨年はパットも含めて安定性に欠けていたので、1年を通してコンスタントに成績が残せるように
弱点を補強しました」
充実のオフシーズンを過ごした出水田の活躍に注目したい。
思ったとおりの弾道が打てる
スリクソンZ785
ライを選ばず振り抜ける3W
6番アイアンからは操作性を追求
グリーン周りを強化する2本のウェッジ
2アイアンから組むのは
パワーヒッターならでは
PHOTO/Hiroaki Arihara
週刊ゴルフダイジェスト2020年3月17日号より
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