昨年はサマンサタバサレディースで初優勝を飾るものの、予選落ちが7試合。とくに後半戦での予選落ちが多かった、それが課題だという小祝さくら選手。彼女の2020年のクラブセッティングを観察。
もっと早く替えていれば…
アイアンのシャフトを
スチールに
「何か変化を」と行ったのが、アイアンのシャフトをスチールに替えることだった。
「昨年の末に、アイアンのシャフトをカーボンからスチールに替えたんです。トレーニングを重ねて振れるようになってきたからか、タイミングが合わなくなってきてしまって」
「昨年のシーズン終盤は球が散らばっていました。スウィングは悪くないのに球が曲がるので、シャフトを替えようと思ったんです。するとタイミングがとりやすく、もっと早く替えればよかったなと思っています」
本来であれば、スウィングのレベルが上がるにつれてクラブも替えるのが当然。スチールに替えたことで、ヘッドの動きが体の動きに同調し始めたと本人。左右のバラつきもかなり減ったという。
クローブランドのRTX-3ウェッジは、48度、50度、57度(表示は58度)。課題のグリーン周りは、この57度のウェッジを基準に組み立てている。
「これまでは56度のウェッジを使っていましたが、それだとグリーン周りが難しくて対応できませんでした。ただ、イメージは変えたくなかったので、58度のウェッジを1度立てて使っています」
今年は複数回優勝を目標に、シーズン開幕を待つ。
乾いた心地いい打音が
お気に入りスリクソンZ785
上がりやすさが大事
ウッドは
スリクソンZ F85
距離のコントロールが自由自在
スリクソンZ H85
余計な動きをせず
真っすぐストロークできる
スパイダーX
シャフト変更でコントロール性が向上
PHOTO/Shinji Osawa
週刊ゴルフダイジェスト4月14日号より
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