記録の残る1985年以降の年間平均ストロークからランキングを作成。クラブやボールの進化、コースの長さやグリーンの速さなど、すべての年代を通して同一条件とはいかないが、歴代ナンバー1はいったい誰? 数字で見るプロゴルフの世界、ぜひお楽しみください!

圧倒的な強さのジャンボ尾崎。
ランキングの上位を独占

順位選手名年間平均ストローク
11997尾崎将司68.94
1996尾崎将司68.94
31995尾崎将司69.16
42006片山晋呉69.18
51998尾崎将司69.20
61999尾崎将司69.26
72013松山英樹69.32
81997尾崎直道69.39
92010キム・キョンテ69.41
102016池田勇太69.62
112011キム・キョンテ69.65
122019今平周吾69.73
132015キム・キョンテ69.83
142018今平周吾69.92
152009石川遼69.93

トップ15を占めたのは、その年を代表する成績を残したトッププロ8名。なかでもトップ10に5つも名を連ねたジャンボ尾崎の存在感が際立つ。

画像: 1997年 中日クラウンズ優勝時の尾崎将司

1997年 中日クラウンズ優勝時の尾崎将司

圧倒的な強さを誇り、5年連続で賞金王に輝いた90年代半ば以降の平均ストロークは群を抜いている。「69」を切っているのもジャンボだけだ。

ここ10年ではルーキーイヤーの松山英樹がトップ。日本ツアーで続けていればジャンボの記録を塗り替えていたかもしれない。

画像: ルーキーイヤーの2013年 フジサンケイクラシックでの松山英樹

ルーキーイヤーの2013年 フジサンケイクラシックでの松山英樹

ジャンボ以外で「68」に最も迫ったのは片山晋呉。国内ツアー20試合に参戦しての69.18は素晴らしい。

今後「69」の壁を打破するものは現れるのか。ツアーの再開が待ち遠しい。

画像: 今平周吾は2018年、2019年と2年連続で69台をマーク。今後の記録更新に期待がかかる

今平周吾は2018年、2019年と2年連続で69台をマーク。今後の記録更新に期待がかかる

週刊ゴルフダイジェスト2020年5月5日号より

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