昨シーズンの稲見萌寧はパーオン率で堂々の1位を記録。賞金ランキングでも13位に入る活躍を見せた稲見。今回は彼女のクラブセッティングのこだわりを聞いた。
さらなる高みへ!
ドライバーを新調
稲見の課題はドライバーショット。その弱点を補うために、今年はクラブを新調した。
「クラブを新しくするときに重視するのは顔と振りやすさです。結果の数字はもちろん大事ですけど、まず自分が振りやすいと感じないと、気持ちよく振り切れません。振り抜きの気持ち悪さがミスの要因になるからです。キャロウェイのマーベリックは、振りやすさはもちろんですが、自分がミスショットだなと思っても飛距離が変わらないのがすごい。その安心感が、振り抜きのよさにもつながっているのだと思います。試合はまだ始まらないですが、早く試合で使いたいです」
また、稲見はウェッジに関してちょっと変わったこだわりがある。
「スピンが入りすぎるものや、フェースに乗る感覚が出すぎるものはあまり好きではありません。少し球離れが早いモデルのほうが使いやすいです。このほうが、自分で操作する感覚が出しやすいんです」
独特な感性を持つ彼女のさらなる活躍に期待が高まる。
地面からでも
ボールを上げやすいFW
ライを選ばず
振り抜けるUT
打感がよく
球質が強いアイアン
パットは
タイガーのイメージで
弱点はクラブでカバー
PHOTO/Shinji Osawa
週刊ゴルフダイジェスト2020年5月26日号より
マイギアを語ろう、バックナンバーはこちら↓
ピッチ&ランが特許技術で驚くほど簡単に!
週刊ゴルフダイジェストをキンドルで読もう↓