コースに合わせて決める
キャロウェイ ローグサブゼロ フェアウェイウッド
身長188センチ、体重91㌔のマーク・リーシュマン。ドライバーの飛距離は平均300㍎を超えるが、ランキングは68位と体格の割には飛ぶ方ではない。
リーシュマン だから、セカンドの距離が残るんです。この『ローグサブゼロ』の5番ウッドが生命線だね。
リーシュマン また、『ローグ』はスピンが多い。『サブゼロ』ならスピンを操作できるのがいいし、シャフトも操作性がよくて、余計なことをしないのがいいね。
ドライバーが飛ばず長いセカンドが残っても、乗せる。ツアーでのデーターを見ると、パーオン率はそれほど高くないが、200~250㍎エリアから乗せる率は常に上位に入っている。米ツアー5勝、欧州ツアー1勝の原動力だ。
アイアンと同じ顔で構えやすい
キャロウェイ エイペックスUT
スウィートエリアが広い中空構造のエイペックスユーティリティ。高い操作性を保持したまま寛容性も高める中空構造を採用している。
2016年から使用を開始し、変更した時期もあるが、最終的にはこれに戻っている。
リーシュマン 多少のラフでも球が拾いやすく、抜けもいいコンパクトヘッドがいいね。シャフトはヘッドが暴れず、適度なしなりで振りやすく、アイアンと同じ重いシャフトも気に入っているよ。
ライン出しでも飛距離が落ちない
キャロウェイ マーベリックプロト
リーシュマン ドライバーは、ツアーでは飛ぶ方ではないし、曲がるタイプなので、少しでもショットを安定させたい。
というリーシュマンが選んだのが、キャロウェイの新しい『マーベリック』だ。
リーシュマン 構えた感じもフェースがあまり開いていなくて、操作性が高い感じですごく扱いやすい。シャフトも、イメージ通りのタイミングでインパクトしやすいの良いね。
キャロウェイ エイペックスMB
アイアンも寛容性を求めて、4~6番は飛距離性能が高いキャビティの『エイペックスプロ』に。
リーシュマン 長いセカンドほど、楽に狙いたいアイアンだよ。
オデッセイ ヴァーサ#6
リーシュマン 自分のストロークがしっかり作れる。白黒のラインで構えやすいのがいいね。
FWとUTが厚く
重要度が見て取れる
文/戸川景
PHOTO/Tadashi Anezaki、Hiriaki Arihara
月刊GD2020年6月号より
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