昨年は賞金ランク19位と、飛躍の年になった高橋彩華。今回チェックするのは、“気持ちよく振ったときにドローが出る”という彼女のこだわりセッティングだ。
今年こそ、初優勝!
好調の成績に反して、高橋は「シーズンを通して安定した力を出すことができなかった」と話す。
「私はドローが持ち球です。調子が悪くなるとドローがきつくなってチーピンが出てしまう。チーピンが出始めるとスコアにならないので、どうにかそれをなくすように練習しています」
クラブ選びにもその工夫は表れている。
「基本的にはつかまりのいいクラブが好きなんです。左のミスは、出ることがある程度自分でもわかっているのですが、右のミスが出ると、スウィングがわからなくなってしまいます。そういう意味でつかまりのいいクラブを使っています。」
「ただ、つかまりすぎは怖いので、シャフトやそのの挿し方だったりを工夫して、“つかまりすぎない”ようにしています。そうすることで、左のミスに対しても怖がらずに振っていくことができるんです。自分のスウィングをしたときにほどよくつかまってくれることが理想ですね」
クラブを調整することで、好不調の波が少なくなったと話す高橋。いよいよ開幕を迎える女子ツアー。今シーズンの主役候補であることは間違いない。
フェアウェイウッドは
飛距離を重視
困ったときに
助けてくれる一本
見た目はシャープだけど
やさしいモデル
グリーン周りは
3本で攻略
今年替えたばかりの
大型マレット
課題のショートゲームをクラブでカバー
PHOTO/Shinji Osawa
週刊ゴルフダイジェスト2020年6月23日号より
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