ジュニアから実績を積み上げ、抜群の安定感を誇るコリン・モリカワ。クラブ選びにもベテラン級の選択眼があるようだ。
ウェッジ並みの精度
テーラーメイド アイアン
14歳からテーラーメイドのクラブを使い続けているコリン・モリカワ。ショットメーカーとして、特にアイアンの精度に絶対の自信を持っている。
コリン 持ち球はフェード。6番アイアンでもウェッジ感覚でピンを狙う。
アマ時代はキャビティの『RSi』を愛用していたが、2018年にマッスルバックの『P730』にスイッチ。さらにコントロール性が高まったという。
ただし、4、5番はキャビティの『P750』、ユーティリティ扱いの2番は中空構造の『P790』を選択し、高さの出しやすさと寛容性を生かしている。
コリン 2番は230㍎前後からグリーンを狙えるし、狭いホールもOK。
テーラーメイドSiM FW
球筋を意図的に操りやすくなった
ロフトを1.5 度立て、スピン量を抑えて飛ばすこともできる仕様に。
アライメントがピタリと決まる
テーラーメイド SiMドライバー
コリン クラウンのデザインと座りの良さで構えやすい。ホーゼルの調整でフェードも安定。
ウェッジには
“遊びごころ”
ウェッジのシャフトは、フルショット基準のPWだけアイアンと同じ『ダイナミックゴールドX100』を採用。アプローチ基準のAW、SW、LWは、1ランク軟らかい『S400』にしている。
ユニークなのは、ボーケイ『SM8』のSWとLWのバックフェース。好きな食べ物の名前が刻印されている。
アプローチする様々な場所で“おいしい”イメージを持ちたいから、らしい。以前使っていた『SM7』はロゴだけだったが、『SM8』には絵柄まで入っている。
やっぱりピン型!
テーラーメイド TP Sotoプロト
学生時代からベティナルディのピン型を愛用していたが、最近は『TP5』ボールに合うインサートを試している。
ウェッジ4本体制で
下の層を厚くしている
文/戸川景
PHOTO/Tadashi Anezaki、Hiriaki Arihara
月刊GD2020年7月号より
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