【通勤GD】
通勤GDとは‟通勤ゴルフダイジェスト”の略。世のサラリーマンゴルファーをシングルに導くために、月曜日から金曜日(土曜日)までの夕方に配信する上達企画。帰りの電車内で、もしくは翌朝の通勤中、スコアアップのヒントを見つけてください。
【湯原信光プロ】
ツアー7勝、シニアツアー1勝の日本を代表するショットメーカー。とくにアイアンショットの切れ味は、右に出るものはないと言われた。現在は東京国際大学ゴルフ部の監督も務め、後進の指導にも力を注いでいる。
前回のお話し↓
動きの悩み
96年39歳のユハラ
【Q17】ためを作る感覚がいまいちわかりません
【A】クラブを真下に押すイメージで下ろすんですよ
タメが作れればボールを効率よく叩けます。しかし、タメは手先や胸で意識的に作るのではなく、手首、ひじ、肩の関節をフリーな状態にしてクラブを「真下に落とす、押す」という感覚に、体の回転が伴って自然にできるものなのです。
【Q18】「腰をねじれ」とよく言いますが?
【A】腰はねじれません。テークバックは右股関節に乗ればOK
体の構造上、上半身で最もねじれるのは助骨の辺り、腰は単独ではほとんどねじれません。ねじったつもりでいると腰が後ろに引けるだけで力が出ないのです。テークバックは腰を回すのではなく、右の股関節に上半身を乗せればOK。
【Q19】「右太ももの前で打て」とはどういうこと?
【A】スウィングは回転運動。インパクトは自然と右太もも前になるんです。
右太もも前でインパクトすると思っている人が多いですが、それは誤解。体を回転させながらボールを打つのだから、インパクトは右太もも前になるのが自然。それができればビハインド・ザ・ボールで打てますよ。
【Q20】ちょっとしたことでタイミングが狂って不調になるんです
【A】タイミングをわざとずらす練習をしてますか?
スウィングの始動のきっかけや切り返しのタイミングを、わざと様々に変えて打っていくと、その中に自分のフィーリングにピッタリ合うものが分かってくるはず。こうして自分のタイミングを見つけておけば、一度狂っても、すぐに元に戻せるものです。
07年50歳のユハラ
週刊GDより
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