
わきもとはな/1997年生まれ、宮崎県出身。GMOインターネットと新しく所属契約を結び、ツアー初優勝を目指す。昨年はアクサレディスで4位に入っている
5.5年計画を成し遂げるために!
現在スウィング改造に取り組み中で、自らもウィークポイントだと話す飛距離面での強化をはかっている。クラブに関しても飛距離を重視するのかと思いきや、そこには彼女なりのこだわりがあった。
「私がクラブに求めるのは安心感と安定感です。もちろん楽ということもキーワードになりますが、スウィングする上での安心感と、結果における安定感が高いことが私にとっての“楽さ”につながると感じています」。

構えたときの顔の良さと、スウィングしたときの安心感の高さ
そんな脇元が絶賛しているのが今季から使用しているテーラーメイドのSIM MAXだ。
「率直にめちゃくちゃいいです。スピン量は多すぎず少なすぎずで、落下してからのランも適度に出てくれるので本当に気に入っています。操作性も優れているのでかなりいい感じです」

弾道の安定感の高さが絶妙に相まって、最良のスウィングに導いくてれる
また、ツアーで優勝するために課題になるのが100ヤード以内の精度を上げること。そのためには
47度、52度、58度の3本体制にして、状況に応じてこの3本を駆使している。
脇元の頭の中には5.5年計画というものがある。
「今年は試合数にもよりますが23歳のうちに1勝。24歳で複数回優勝。3年後に賞金女王。4年後に米ツアー参戦し、5年後に米ツアーで優勝が目標です」
ここに0.5年分を加えた2025年末までの中期計画を立てている。目標実現の挑戦がいよいよ始まった。
スウィング改造と共に
シャフトをチェンジ

スウィングが変わったことで以前のタイプが合わなくなり、シャフトとヘッドの両方を新調した
操作性の
高さが抜群!

ヘッドサイズが小ぶりで見るからに操作性の高さが感じられる。それが安心感を生んでいる
使い慣れた顔に
安心感を感じた

微妙な感覚の調整は自ら鉛を貼って行う

オフの間にいろいろなアイアンを試したものの、やはり使い慣れたものが1番だった
状況に応じて
3本を使い分ける

スピン性能とボールへのコンタクトのしやすさが優れている。47度も同じウェッジタイプにすることで100ヤードもアプローチ感覚で打てるようにしている


使い慣れたパターを
リメイクしている

試行錯誤しながら新しいものを試してみたが、昨年使っていたモデルに戻した

塗装などをやり直しリメイクが施されている
得意のアプローチを活かした
ウェッジ3本のセッティング

週刊ゴルフダイジェスト2020年8月4日号より

脇元 華
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