いまどきの5Wは、高弾道+低スピン
「スプーンを入れる理由はない」福永プロとクラブデザイナーの松吉さんはともに同じ意見だった。

【解説】福永和宏プロ
ツアー1勝。ギアの造詣 も深いショットメーカー。 近頃自身も7Wを入れよ うか検討中という
「たとえフェアウェイ上でも、ライ に少しでも傾斜があると3Wは難 しい、というのはプロも一緒なんです。ヘッド速度の遅いアマチュアな らなおさらですから、3Wが活躍する場面ってドッグレッグのティショットぐらいじゃないでしょうか?だ ったら高弾道の5Wのほうが結果的に武器になるし、代わりに7Wを入れた ほうが使い勝手はいいはず」(福永)

【解説】松吉宗之さん
21年間フォーティーンでク ラブ開発に携わり、’18年 にクラブメーカー「ジューシー」を設立
「いまどき7Wがなぜ活躍するかとい うと〝抜けの良さ〟です。ラフもフ ェアウェイバンカーも抜けがいいから 気持ち良く振り抜ける。ラクに打て る分、傾斜にも強いし結果的にUT やアイアンより飛んでくれるので、テ ィショットのミスを帳消しにしてくれ るはずです」(松吉)
FWかUTか迷うロフト21度。
7Wはラフに強い。だから使う場面が多い
ロフト角21度はUTやアイアンなど選択肢 は多いが、2人の推しは断然7Wだと言う

7Wなら多少ダ振ってもソールが滑り、さらにシャローフェースなので芝を食いにくい
いまどきの5W
高打ち出しに加え、反発性能が高くなり3Wより飛ぶ人も

重心距離が比較的長くミスにも強いんです
「いまどきのFWはドライバーの技術を踏襲しているから反発力が強い。つまり高弾道+強い球がが打てる。加えて重心距離が長い分、ヘッドが安定しミスヒットしづらい点も魅力」(福永プロ)
いまどきの7W
高さはもちろん抜けがよくなりライを選ばず打てる

すくい打ちでも球が上がりやすい
7Wは5Wと明らかに作りが違うと松吉さん「大きく違うのは重心距離。3W と5Wの差はそれほどないですが7Wは明らかに重心距離が短い。それにより操作性が高く、ラフからでも打ちやすいんです」(松吉)
プレゼント①
Callaway MAVRIK

【SPEC】
ロフト: 5W 18°・ 7W 21°
ライ角 :5W 56.5° ・7W 57°
ヘッド体積:5W 154cm3・ 7W 143cm3
シャフト:Diamana 50 for Callaway(SR)
AIフェースの圧倒的な 反発力で飛ばす!
AIがデザインしたFLASHフェースで高反発+広い高初速エリ アを実現したMAVRIK。「反発も凄いですが、高弾道のイメー ジが湧きやすくてやさしい印象です」(福永)
福永's Impression
シャローフェースで球が上がるイメージ
「シャローフェースは構 えたときに球が大きく見 えて安心感が◎」

抜けがよくて振り抜ける
「シャローフェース+シャ ローバックで抜けがよく 高弾道が打てる」

プレゼント②
TaylorMade SIM MAX

【SPEC】
ロフト: 5W 18° ・7W 21°
ライ角 :5W 57.5° ・7W 58°
ヘッド体積: 5W 160cm3 ・7W 160cm3
シャフト: TENSEI.TM50 for Taylormade(R)
高弾道がウリの 飛距離追求型FW
軽量のグラファイト・コンポジッ ト・クラウン+80gのVスチール ソールプレートで低重心+高弾道 を生むSIM MAX。「つかまりがよ く球が前へ前へ伸びる印象」(福永)
福永's Impression
低スピンで前へ前へ 突き進む弾道
「高弾道よりも強弾道な 印象。低スピンで風に強 い球が打てる感じです」

5Wで226Y! 7本中最長飛距離をマーク
「5Wも7Wも力強い弾道。どちらもつかまりがいいので安心感があります」

プレゼント③
cobra KING SPEEDZONE

【SPEC】
ロフト:5W 18.5° ・7W 22.5°
ライ角:5W 58.75° ・7W 59.5°
ヘッド体積: 5W 156cm3 ・7W 153cm3
シャフト: SPEEDER EVOLUTION for SZ (S)
バックウェートで 高弾道を実現
地面との摩擦を減らすバフラー レールテクノロジーによって高初速 を発揮するコブラ。「7Wでも球が 上がり過ぎないのがいい。ピンを 狙えるFWだと思います」(福永)
福永's Impression
つぶして飛ばす感覚はアイアンやUTに近い
「球を弾くのではなく潰して飛ばす感 覚。アイアンに近い分操作性がいい

2本のレールが 地面を滑ってくれる
「地面との接地面積が少ない印象を受けました。つまり抜けがピカイチ」

プレゼント④
HONMA TR21

【SPEC】
ロフト :5W 18°・ 7W 21°
ライ角 :5W 57.5° ・7W 58°
ヘッド体積: 5W 147cm3 ・7W 137cm3
シャフト :VIZARD TR20-50 (S)
FWの飛びとUTの操作性を 合わせ持つ次世代ウッド
偏肉設計によるクラウンの軽量化とソール内部のウェート加重 により低重心化と高弾道を実現したTR21。「ソールが狭目なの にFWならではの安心感もある」(福永)
福永's Impression
ドロー・フェードの 弾道を打ち分けやすい
「比較的小ぶりなヘッドで、FWとUTのいいとこ 取りという印象。弾道を操作しやすく、7Wを使う場面はかなり多いはず」

プレゼント⑤
PRGR RS5

【SPEC】
ロフト: 5W 18° ・7W 21°
ライ角 :5W 57.5° ・7W 58°
ヘッド体積: 5W 168cm3 ・7W 157cm3
シャフト: Diamana FOR PRGR (S)
“ギリギリ”の飛びを 芝からでも味わえる!
クラウンに低比重CFRPを使い低重心に仕上げた RS5。前作より浅重心にし強弾道設計に。「叩きに いっても左へいかない安心感がある」(福永)
福永's Impression
引っかける怖さがないから叩ける
「低スピンで前へ前へ飛んでいく印象。風に強い球が打てるので頼もしい」

プレゼント⑥
ONOFF KURO

【SPEC】
ロフト: 5W 18° ・7W 21°
ライ角:5W 57° ・7W 57.5°
ヘッド体積 :5W 160cm3・ 7W 144cm3
シャフト :LABOSPEC SHAFT SHINARI :f60K (S)
安定した弾道がウリの ディープフェースが光る
ソールメンのエッジ側に凹凸をつけることで抵抗を減らし飛距離と安定性を生むKURO。「しなるのに安定感のあるシャフトも魅力」(福永)
福永's Impression
球を押し込めて風に強い重い球に
「ディープフェースで球を押し込んで打てる。操作性も高く中級者向け」

プレゼント⑦
ONOFF AKA

【SPEC】
ロフト:5W 18°・ 7W 21°
ライ角: 5W 58.5°・ 7W 59°
ヘッド体積: 5W 176cm3 ・7W 168cm3
シャフト: LABOSPEC SMOOTH. KICK:MP520F(R)
パワートレンチがたわんで圧倒的にぶっ飛ぶ!
専用のパワートレンチがたわみ、高初速を実現するAKA。「ヘッドが大きく安心感がある。5Wも7Wも同じヘッドの大きさで違和感なし」(福永)
福永's Impression
しなりがスムーズなシャフトが飛ばしてくれる
「しなりがスムーズでつねに一定のスウィングリズムで振れるシャフト」

※応募締め切り:2020年9月18日24時
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