1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬。彼女が飛ぶようになった秘訣をお伝えする本連載。今週の通勤GDは「ミナセの小部屋vol.39」
【通勤GD】
通勤GDとは‟通勤ゴルフダイジェスト”の略。世のサラリーマンゴルファーをシングルに導くために、月曜日から金曜日(土曜日)までの夕方に配信する上達企画。帰りの電車内で、もしくは翌朝の通勤中、スコアアップのヒントを見つけてください。
【小澤美奈瀬】
おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。弊誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しながら、主に東京や名古屋などで飛距離アップのレッスンを行っているティーチングプロ。
前回のお話し
ボールを押す!
今回は、私が理想とするフォローの形、その作り方についてお伝えします。私がボールを打つとき大切にしている感覚があります。それは“ボールを押す”です。
いわゆる、インパクトゾーンを長くすることなのですが、これができると、飛距離はもちろん、狙ったところへ打ち出しやすくなるため、方向性も格段に上がるからです。
では、どうやってこの感覚を出しているのか。それが、ヘッドを目標方向へ放り投げる動きなんです。ヘッドを目標へ放り投げる感覚が出せるようになると、自然にグリッププレッシャーが弱くなってきます。
すると、ヘッドに遠心力が強く働くので、フォローで右腕がヘッドに引っぱられて右ひじは必ず伸びてきます。このとき注意しないといけないのが、フェースを真っすぐ出そうとしたり、上体で力まかせに打ちにいこうとすることです。
これらは、ヘッドが動こうとする慣性を抑えてしまうため、クラブを速く振ることができなくなります。最終的には、フォローでヘッドと頭が引っぱり合う感覚が出てくれば最高です。
みなさんもグリップを緩めに握って、ヘッドを思い切り投げる感覚を出して振ってみてください!
右腕が伸び切るほどヘッドを投げ出す
打った後、目標方向へ思いっ切りヘッドを投げ出すイメージを持つと、インパクトでボールをしっかり押し込めるため飛距離が伸びる。このとき、右腕はヘッドに引っぱられて、腕とシャフトが一直線になるのが理想の形だ。
PHOTO/Takanori Miki
週刊GDより
鍛造の里「市川町」発 コラボギア発売中!
週刊ゴルフダイジェスト最新号をキンドルで!