経年によりクラブハウスをリニューアルするゴルフ場が増えている。内装や水回りなどその場所は様々だが、時流にあわせた機能性を付加することでより使い勝手のよいハウスに変わる。滋賀県の比良ゴルフ倶楽部のハウスもその好例です。

こだわりを残しつつ、リニューアルで運営効率を高める

画像: 外観。屋根には大きな太陽光パネル

外観。屋根には大きな太陽光パネル

「オープン当初は、2バッグで30組限定の高級接待コースでした。そのため、クラブハウスにもいくつものこだわりがあります。ただし、華美で贅沢な空間があるという造りではないので、使い勝手は悪くなく、バックヤードも使いやすい構造です」(支配人・玉田貢三氏)

外観は京都御所を、2階シャンデリアは比良山系をイメージしたデザイン。男子浴室から見える中庭は琵琶湖周辺のイメージだそうだ。随所にこだわりのデザインがあるが、多額のコストを要するものではない点がよい。

画像: 男性浴室

男性浴室

画像: 女性浴室

女性浴室

黒が基調のラウンジ、レストランは

ゆったりとした造りだが、動線はシンプルで分かりやすい。そして今回、天井や壁、床などの塗り替え、張替や清掃によるリニューアルをした。

特に、滞留時間の長い2階が特徴的だ。階段を上がると、黒を基調としたラウンジが手前にあり、奥のレストランの赤と絶妙のコントラストを醸し出している。

画像: 黒を基調とした落ち着いた2階ラウンジ

黒を基調とした落ち着いた2階ラウンジ

画像: 薄いベージュ系に赤のテーブルクロスで明るいイメージのレストラン。19卓

薄いベージュ系に赤のテーブルクロスで明るいイメージのレストラン。19卓

画像: 通常はラウンジとしても利用しているアテスト会場

通常はラウンジとしても利用しているアテスト会場

 「ラウンジのカーペットは以前ベージュ系でしたが、家具に合わせて黒にしました。随分印象が変わってアクセントがついたと思います」(玉田氏)

 ゴルフ場のクラブハウスでは、ダークブラウンやダークグリーンを使用する例は多いが、黒は意外と珍しい。思い切った色使いだが、隣に明るいレストランがあることで、より落ち着いた雰囲気が強調されている。

画像: 特別室

特別室

画像: コンペルーム

コンペルーム

画像: フロントロビー

フロントロビー

屋根に太陽光パネルを設置。年間70万kwを発電

瓦葺きだった屋根を銅板にして大規模な太陽光パネルを設置した。年間約70万kw、一般家庭約200戸分の発電量が見込んでいる。

比良ゴルフ倶楽部
所在地:滋賀県大津市小野
開場:平成元年11月
ハウス設計者:戸田建設(株)
ハウス施工:戸田建設(株)
リニューアル:(株)創建
構造:鉄筋コンクリート
コース設計:戸田建設、㈱アリソン
公式ホームページはこちら

ゴルフ会員権に関するお問合せ、ご相談は、会員権取引業57年、10万件以上の成約をお手伝いしてきたゴルフダイジェスト社会員権サービス部にお任せください。

会員権・お問い合わせ

お問い合わせ方法を下のボタンから選んでタップください。

最新の会員権情報はこちら↓

画像1: golfdigest-play.jp
golfdigest-play.jp

「会員権相場はウソつかない」バックナンバーはこちら↓

画像2: golfdigest-play.jp
golfdigest-play.jp

This article is a sponsored article by
''.