ウェアとギアのショップデザインを
ハウス全体の雰囲気作りに活用
リニューアルは、フロント・ロビー周りとレストランという、ゴルフ場クラブハウスのメインスペースです。もともと広い空間でゆとりのあるレイアウトでしたが、ゆとりのなかに高級感を漂わせる演出が加わりました。
フロント・ロビーのリニューアルのポイントは、ゴルフショップの充実でした。
入り口わきにレディスアパレル、フロント横にメンズ、そしてスタートテラス側にギアと、それぞれのアイテム別に延べ床面積150㎡のスペースを取り、さらにフロント前にも男女アパレルを展示して模擬ゲートを作っています。
太平洋クラブ美野里コースのクラブハウス外観（リニューアルは2016年）
雰囲気作りのメインアイテムとなっているショップ入り口にあるレディスアパレル
メンズアパレルはフロント横に
スタートテラス側にはギア
展示するアパレルアイテムの高級感とハウスの雰囲気をコラボさせたアイデア。また、ラウンジをあえて一段高くしてレディースアパレルの対面に配置し、ビジュアルと奥行きへのバランスをとっています。
表玄関から入ると、ゴルフ場のクラブハウスと言うよりお洒落なアパレルショップに入った印象さえ抱かせます。
表玄関わき。レディースショップの対面にあるラウンジ
ロッカー室は男女ともオーソドックスですが、ロビーから続く同系の照明効果で、高級感が持続しているイメージで繋がっています。
2階に上がると、コンペルームとレストラン。レストランはモスグリーンに近いマリガンチェックのカーペットを使用したことで、落ちつきのある雰囲気を醸し出しています。
ロッカーは男女同型。女性だけ入口付近にソファースペースがある
天井を傾斜させて、外の景観をより印象づけるデザインのレストラン。20卓
コンペルーム。7室120名収容
浴室はオーソドックス
女性脱衣室は脱衣コーナーと洗面コーナーに分かれている
男性脱衣室
コースに向けた視線の邪魔になりかねない柱は、木目調の合板を貼ることで、木の質感を強調し、ブラウン系の桟との調和を保たせています。
トーナメントも開催した
戦略性の高い林間コース
8番／180㍎／パー3 池越えホール。距離感が大事になる
18番／438㍎／パー4 距離のあるやや右ドッグレッグ
太平洋クラブ美野里コース
所在地：茨城県小美玉市三箇
開場：平成5年10月
ハウス設計者：久米設計
ハウス施工：鹿島建設（リニューアル）
設計・監理：ピエロ・デザイン&ワークス
ゴルフダイジェストゴルフ場セミナー誌より
太平洋クラブ美野里コースの会員権相場は、今いくら↓
ゴルフ会員権に関するお問合せ、ご相談は、会員権取引業57年、10万件以上の成約をお手伝いしてきたゴルフダイジェスト社会員権サービス部にお任せください。
ゴルフダイジェスト社会員権サービス部の
「会員権相場はウソつかない」バックナンバーはこちら↓
