1000分の2ミリが生み出す、圧倒的なスピン量
「ミステリー211MF」
カスタムクラブメーカーのウェッジには、大手ブランドとはひと味もふた味も違う、独自のコンセプトが詰め込まれている。
「ミステリー211MF」の特長はなんと言っても、1000分の2ミリという非常に高い公差で精密に仕上げられたフェースだ。 この鏡面のようなフェースが高いスピン性能とすぐれた方向を実現してくれる。
さらに、抜けのいい幅広ラウンドソールとリーディングエッジのクレッセント(三日月)カットによって、より高いレベルのコントロール性能が引き出される。太陽光に反射しないブラック加工モデル。
幅広ソールで抜けもいい「ロフト57度」
ウェッジが苦手な人でもバウンスやリーディングエッジを気にせずスッと振り抜けるソール。
【Spec】ロフト角:57度、バウンス角:11度、ライ角:63度、ヘッド重量:300g
大胆にエッジを削った「ロフト52度」
芝で使うことを考えた52度は、SWとソールの削りが微妙に違う。
【Spec】ロフト角:52度、バウンス角:6度、ライ角:63度、ヘッド重量:298g
MYSTERY 211MF Wedge
素材製法:軟鉄鍛造(S20C)/CNC加工(フェース面/スコアライン)/ボディ粗研磨
仕上げ:ノーメッキ黒染め/ホワイトクロムメッキ(艶消し)
ロフト:52・57度
シャフト:NSPRO MODUS3 Wedge LIMITED GREEN(105/115/125)
グリップ:ツアーベルベットラバー360(バッグライン無し)
クラブ長:35インチ(52・57とも)
今回は、世界限定3000本の「N.S.PRO MODUS³ Wedge LIMITED GREEN」と組み合わせ。限定シャフトが無くなり次第、出荷終了になる限定モデルです。
研磨師・下崎一夫が手作業、プロが厚い信頼を寄せる
「EVEN GOLF Prototype Chura HR-07 Pleasure デザイン」
兵庫県市川町でウェッジとアイアンを削り続けて45年、下崎一夫さん。今まで世間に出てくる事なく鍛造モデルを裏で支えてきた職人だ。
ヘッドを持っただけで最適な重心位置を感じとる持ち主で、研磨技術は最高峰。
沖縄の美ら海を表現した特製バックフェースもいい
松山英樹が学生時代、マスターズに出場した時に使用していた「EVENGOLF HR-07」ウェッジも下崎一夫さんが削ったものだった。
「誰が削っても見た目はそんなに変わらない。でも打てば違いがわかる」とも下崎さん。このウェッジは元々、沖縄出身の上原彩子プロのために削った「HR-07」が起源、沖縄の美しい海を指す“美ら(ちゅら)”モデル。
ソールを落としすぎず、残しすぎない「モデレイトカット」を採用し、華やかなデザインを製造段階で刻印したプロトタイプだ。
機械加工を施すことなく手研磨のみで作り上げるフェースの平面精度が一番の特長。上原プロはじめ、今もプロの信頼が厚い、本物のマイスターウェッジだ。
EVEN GOLF Prototype Chura HR-07 Pleasure デザイン
素材・仕上げ:軟鉄鍛造(S25C)/ニッケルクロムサテンメッキ
ロフト/バウンス:48/6・50/8・52/8・54/10・56/12・58/12
ライ角:63.5(共通)
シャフト:NSPRO950(S)・DG (S200・X100)
クラブ長:35.25インチ(全ロフトとも)
プロ御用達の完全オーダーメイド
柴崎ウェッジ「SHIBASAKI GRIND」
細川和彦プロが柴崎さんの工房へ潜入
プロがお忍びで通う「削り師」が茨城にいるという噂を聞きつけ、プロゴルファーの細川和彦さんと茨城県のつくばへ。訪れたのは15年前からオーダーメイドのウェッジ制作を行っている、削り師・柴崎武さんの工房でした。
「カオ、ソール、ネックの流れなど希望を聞いてそこに近づけるように切って(削る)いきます。削り出し品なので、同じものは二度と造れないんですよ」(柴崎)
「私が一番注意するのはバウンスなんです。特にヒール側を落としすぎないように注意しています。開きやすくするためにヒールを削りますが、でも「抜けがいい=ポッコン」になってしまっている人が多い。つまりフェースに乗っていないんですね。 やはりバウンスはあった方がよくて、プロでも6度以下で依頼してきた人はいませんよ」(柴崎)
細川プロもそれには納得。
「僕も8度ぐらいは欲しいですよね。あんまりローバウンスのウェッジはバンカーも出しづらい。自分でも素振りをしてどこがどのぐらい当たっているか確認してから注文するのが一番でしょうね」(細川プロ)
「ボーケイ風のソールで顔はフォーティーン」。そんな削り依頼も可能
最後の締めは約3時間の手ヤスリ。このひと手間にプロや上級者が列をなす
完成した細川プロ仕様のウェッジ
(左)ロフト、バウンスとネームの刻印。それ以外にもKAZZのプリント。
(右)細川プロは、あっという間に使い込んでフェースにはご覧の打痕。
(左)これでバウンスは約8度。ヒール側が落ちすぎていないのが特徴。
(右)スパッと切ったようにソールは平らに。細川プロは広ければ広いほどいいとか。
SHIBASAKI GRINDウェッジ
詳細を工房と相談して決めるオーダーメイド
ロフト:50・51・52・53・56・57・58度
それ以外のロフトは要相談
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