世界に誇るトーナメントコースの魅力を
設計者、そして改修監修の松山英樹が語り尽くす!
国際水準のトーナメントコースであり、「三井住友VISA太平洋マスターズ」の開催コースとし知られる「太平洋クラブ 御殿場コース」。
その戦略性と魅力を、2018年に同コースを改修設計した世界的コース設計家リース・ジョーンズ、そして改修設計の監修者で2021年のマスターズ優勝者、松山英樹の二人が詳細解説したのが、この「Field Notes」です。
すでにラウンドした方はもちろん、これからプレーしようという方にとっても、コースの魅力が存分に堪能できる一冊。トーナメントのテレビ観戦の楽しさが倍増すること請け合いです。
改修ポイントや戦略上のポイントを、
18ホールを丁寧に解説
世界で220以上のコースを改修してきたリース・ジョーンズが設計し、松山英樹が監修した"太平洋御殿場"。
改修には、「世界遺産である富士山の景観」、「高い戦略性を持たせつつも、女性やシニアも楽しめるセッティング」といった目的がありましたが、改修の本丸は「原設計を活かしながら、世界基準のトーナメント舞台にふさわしい戦略性をもたせること」。
ティグラウンドからの視覚効果、フェアウェイのライン取り、グリーンとグリーン周りの形状、バンカリングとバンかー形状や深さなど、隅から隅までを見直し、戦略度が高められました。
この公式ガイドブック「Taiheiyo Club GOTEMBA Course Field Note ~」では、その改修のすべてを各ホールごとに詳細に紹介。プレーヤーになったつもりで読めば、世界基準の戦略性の一端に触れることができるでしょう。
改修のBefore-Afterで
戦略性の進化も分かりやすい
下の写真はクライマックスホールのお手本ともいえる"太平洋御殿場"の18番ホール。
本書では改修前後の比較写真もふんだんに使われているので、リース・ジョーンズ氏の意図した改修ポイントが美しい写真とともに読み進められます。
1977年開場時の
原設計家・加藤俊輔氏のコメントなど、
読み応え十分
「良いコースの条件の内には、一度で数多くのコースが覚えられること」とは、「太平洋クラブ御殿場コース」の原設計家・加藤俊輔氏、1977年の開場当時の言葉。
のちに、日本を代表するコースと呼ばれ、数々の熱戦を演出することとなる名コースがいかにして生まれたのか。コースが生まれる前、富士を望む手つかずの地に立った加藤氏を想像しながら、読んでみるのも一興です。
美しいコース写真は、
ゴルフ写真家・宮本卓氏が撮影
世界的ゴルフ写真家・宮本卓氏が四季折々の姿をとらえたコース写真も、この本の魅力の一つ。18ホール中、15ホールから富士山が見える「御殿場コース」ならではの絶景を、ぜひ楽しんでください。
「クラブメンバーのために作られた本」という印象ですが、ゴルフ場の"改修"についてここまで詳細に解説した本はなかなかありません。いま世界のゴルフに求められる戦略性とはどのようなものか。
「太平洋クラブ御殿場コース」をラウンドする予定があっても、なくても、お楽しみいただける一冊です。
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【三井住友VISA太平洋マスターズ】新しい太平洋御殿場を男子プロはどう挑む?
2021三井住友VISA太平洋マスターズは11月11日(Thu)~14日(Sun)。日本が誇る世界基準コース「太平洋クラブ御殿場コース」での熱戦もお見逃しなく!