カウアイ島は、ハワイ諸島の最先端に位置する最古の島。深い緑に覆われ、山間の渓谷へ行けばグランドキャニオンのような絶景。東南部にクルマを走らせると、美しい海岸線が80キロも続きます。途中のローカルタウンでは古き良き時代の文化にも触れられます。ニックネームは「ザ・ガーデン・アイランド」、カウアイ島のゴルフ場は地形を活かした名コースが多く、なかでもニクラスが設計改造をして今に至る「ホクアラ」と、南の海岸沿いにあある「ポイプベイ」は別格と言われています。

カウアイ島のゴルフ場は、近年大がかりな改造が相次ぎ、芝の種類もシーショアパスパラム、ティフイーグルといった最新種が主流になりました。葉の密度が高く、ボールが沈み込まずに打ちやすい。グリーン上もバミューダと違って芝目がないのが特徴です。もちろん、見た目の美しく、絶景に包まれてリゾートゴルフが楽しめます。

オーシャンコース・アット・ホクアラ by ジャック・ニクラス

画像: クキイ岬灯台を見ながらプレーする16番

クキイ岬灯台を見ながらプレーする16番

「オーシャンコース・アット・ホクアラ」は、1988年開場後まもなく、全米トップ100コースに名を連ねたハワイを代表する名コースです。バックナインは、ジャック・ニクラスによって大幅に改造され、「キエレ・モアナ・ナイン」として2011年にリニューアルオープン。さらに2015年、ジャック・ニクラス・シグネチャー・デザイン社が、全27ホールからベストな18ホールを選んだうえで、さらに改造を加え、「オーシャン・アット・ホクアラ」と改称して現在に至ります。グリーン、フェアウェイを最新の芝種に張り替え、バンカーの砂の入れ替えも行い、クラブハウスも新しくなりました。

フロントナインとバックナインで様相チェンジ

画像: 5番は谷越えのパー3。谷に落としたボールは回収不能

5番は谷越えのパー3。谷に落としたボールは回収不能

画像: バックナインは13番から海沿いのホールが続く

バックナインは13番から海沿いのホールが続く

島のジャングルを進むのがフロントナイン。うっそうと茂る左右の密林がそのままハザードとなり、弾道の高さをどこまでコントロールできるかがスコアのカギになります。
バックナインに入ると視界が開け、風景が一変。海岸線の地形を活かしたホールとなり、今度は太平洋の海風と戦うコースに変わります。ジャック・ニクラスが何度も足を運び、改造を重ねたドラマチックな18ホールです。

オーシャンコース アット ホクアラ
18H P72(黒ティ)7156Y 76.1(青) 6722Y 73.3(白) 6277Y 71.5(コースレート)
フェアウエイ/バミユーダ  グリーン/ティフイーグル
設計改造/ジャック・ニクラス(ジャック・ニクラス・シグネチャー・デザイン)

ポイプベイ ゴルフコース by R・T・ジョーンズJr.

画像: ポイプベイのシグニチャーホール、16番

ポイプベイのシグニチャーホール、16番

島内でも晴天率の高い南海岸、ポイプに建つ低層大型リゾート「グランド ハイアット カウアイリゾート&スパ」。そのリゾート内にあるのが「ポイプベイ ゴルフコース」です。設計はロバート・トレント・ジョーンズJr.。太平洋の海岸線と5つの池、85のバンカーが配され、1994年~2006年までシーズンの4大メジャーチャンピオンが戦うPGAグランドスラムの舞台となりました。ノーマン、ファルドの時代から始まり、エルス、タイガー、ミケルソンらが、毎年このコースに集結して競い合ったイベントは、ベテランゴルファーなら記憶に残っているでしょう。

15、16、17番はポイプのアーメンコーナー

「ポイプベイ」は2010年にシーショアパスパラムへの張り替えなど大規模リノベーションを行い、緑の絨毯のようなフェアウェイがいっそう際立つコースとなりました。崖の上に展開する15番パー4から17番パー3までの3ホールは、海風が難度を高めると同時に太平洋の海が楽しめる名物コーナーです。

画像: 15番、ここからアーメンコーナー。左は断崖

15番、ここからアーメンコーナー。左は断崖

画像: 最終18番

最終18番

ポイプベイ ゴルフコース
18H P72 (黒ティ)7123Y 73.4(青)6621Y 71.1(白)6127Y 68.9(コースレート)
フェアウェイ/シーショアパスパラム グリーン/バミューダ
設計/ロバート・トレント・ジョーンズJr

美しさとタフさの融合、カウアイの名コース

「ポイプ」とはハワイの言葉で砕ける波音。「ホクアラ」はライジングスター、陽が昇るという意味です。芝種やギアの進化とともに、熟成を重ねてきた海洋リゾートのチャンピオンシップコース。次回のハワイに訪れてみては?

カウアイ島「ポイプベイ ゴルフコース」でプレーするゴルフツアーはコチラ↓

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