「北海道の名コース」シリーズ。苫小牧にある「北海道ゴルフ倶楽部イーグルコース」は、日本の名設計家のひとり、加藤俊輔がデザインしたアメリカンスタイル。本州での知名度はいまひとつ高くないが、いつ回っても「気持ちいいコースコンディション」と評価の高い18ホールだ。
画像: 設計家・加藤俊輔(1933~2018)

設計家・加藤俊輔(1933~2018)

かとうしゅんすけ。~ 自然から得たものは 自然に帰す ~をポリシーとし、その土地にマッチさせながら、異なった色を持つコースを造り出した。日本の美意識と芸術をバックボーンにした”耽美の手法”が特徴と言われた。日本ゴルフコース設計者協会の設立にも尽力(初代理事長に就任)。ゴルフ場設計家の育成や評論活動などゴルフ界への貢献は多大。
北海道ゴルフ倶楽部のほかに、太平洋クラブ御殿場コース(原設計)、JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部、伊豆ゴルフ倶楽部(現 伊豆ハイツGC)、東名カントリークラブの改造など70コース以上を手掛けた。2018年逝去

雄大なフェアウェイの随所にペナルティエリア。その戦略性

「リスク&リワード」のコンセプトをもとに、18ホール中8ホールに水面が配されている。ペナルティという「リスク」から逃げずにチャレンジし、見事成功した人にはご褒美「リワード」を生むという挑戦意欲をそそるチャンピオンシップコース。

勇払平野(苫小牧)の自然を生かした景観は、どこから見ても美しく、しばし見つめていたくなるほど。戦略性と耽美の両立は、加藤俊輔の真骨頂といえる。

画像: イーグルコース 1番(462ヤード・パー4) グリーン側から見た風景

イーグルコース 1番(462ヤード・パー4) グリーン側から見た風景

1番は距離が長い左ドッグレッグのパー4。ドッグレッグサイドに自然の清流が流れる。池の上空を狙うか、安全に右に打つか。難度満点のスターティングホール。

画像: イーグルコース 5番(378ヤード・パー4)

イーグルコース 5番(378ヤード・パー4)

5番は池が待つフェアウェイ右サイドがベストポジション。セカンドショットからはやや打ち上げ。風向きによって難易度が変わってくる。

14番はフェアウェイ右サイドとグリーンまわりに池。距離よりも正確さが試される美しいホール。

画像: 14番ホール(351ヤード・パー4)

14番ホール(351ヤード・パー4)

北海道ゴルフ倶楽部イーグルコース
18H・6664Y・P72
北海道苫小牧市錦岡440-1
TEL.0144-67-6811
開場:1991年3月
設計:加藤俊輔
公式ホームページはこちら

【ターフ情報】
グリーン芝種/ベント(ペンクロス)
フェアウェイ/ブルーグラス
ラフ/ブルーグラス

画像1: 雄大なフェアウェイの随所にペナルティエリア。その戦略性
画像2: 雄大なフェアウェイの随所にペナルティエリア。その戦略性

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