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かとうしゅんすけ。~ 自然から得たものは 自然に帰す ~をポリシーとし、その土地にマッチさせながら、異なった色を持つコースを造り出した。日本の美意識と芸術をバックボーンにした”耽美の手法”が特徴と言われた。日本ゴルフコース設計者協会の設立にも尽力(初代理事長に就任)。ゴルフ場設計家の育成や評論活動などゴルフ界への貢献は多大。
北海道ゴルフ倶楽部のほかに、太平洋クラブ御殿場コース(原設計)、JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部、伊豆ゴルフ倶楽部(現 伊豆ハイツGC)、東名カントリークラブの改造など手掛けた70コースを超す。2018年逝去
ゴルフの原点を感じるコース
北海道に行くなら、ぜひ! 自らおすすめしたくなる自信作
開場は1991年。コースを設計した加藤俊輔は、開場当時、親しい友人に「北海道にゴルフへ行くならば、ぜひ、ライオンコースを回ってみてほしい。(ボールの)ランディングゾーンを厳しく絞るように自由に造った、私が考えるスコティッシュ様式です」と語った自信作。
その言葉のとおり、ティーイングエリアに立てば、眼前のフェアウェイはこれでもかとうねり、ラフには無数のマウンドが隆起。スコットランドのリンクスを彷彿とさせる。
13番はフェアウェイが狭く、正確なショットが要求されるが「ライオンコース」の中ではパーが取りやすいやさしいホールの一つ。
16番は、229ヤード(レギュラーティからでも184ヤード)と距離があるパー3。グリーンは右傾斜で、左サイドからのアプローチは難しい。右手前の斜面が気になるが、グリーン右サイド狙いが常套だ。
18番は、広くロングショットが楽しめるホール。セカンドはグリーン手前のドライクリークに注意が必要。グリーンは中央が高く、ピン位置によって難易度が大きく変わり、奥だと特に難しい。
北海道GCと北海道クラシックGCを回る
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