前回紹介した「カルロヴィ・ヴァリ」と同じエリアにある「マリアーンスケー・ラーズニェ」も、欧州では有名なスパリゾート。元々深い森だったこのエリアは、ある医師が源泉による治療の効果を発見したことにより、19世紀後半からショパンやゲーテ、英国王エドワード7世など著名な人々が湯治に訪れるようになった歴史を持つ。そして、この街には、英王室より「ロイヤル」の称号を得たチェコ最古のゴルフ場がある。

前回記事「カルロヴィ・ヴァリ」はこちら

プラハから車で約2時間、ドイツ国境に近い静かな街、マリアーンスケー・ラーズニェ。森に囲まれ、街の中心にある美しい公園の周りにはアール・ヌーボー様式をはじめとする様々な建築様式の建物が並ぶ。新鮮な空気を味わいながら、街を散策するだけで、心も体もリフレッシュする。

カルロヴィ・ヴァリでは温水を飲むことが主流だが、ここマリアーンスケー・ラーズニェでは、ミネラル豊富な冷水に浸かるのが一般的。ミネラルウォーターを使用し温泉療法を行うことで、腎臓や消化器系の病気、皮膚、呼吸器系などの疾患の治療に効果があり、現在では欧州だけでなく世界中から多くの人々が療養に訪れる。

画像: マリアーンスケー・ラーズニェの街並み。

マリアーンスケー・ラーズニェの街並み。

画像: 「ホテル ノヴェー・ラーズニェ」は英国王エドワード7世も滞在したスパホテルの老舗。

「ホテル ノヴェー・ラーズニェ」は英国王エドワード7世も滞在したスパホテルの老舗。

画像: 歴史ある重厚で華やかなホテル内のホールでは演奏会が行われ、宿泊者は自由に見ることができる。

歴史ある重厚で華やかなホテル内のホールでは演奏会が行われ、宿泊者は自由に見ることができる。

画像: エドワード7世が使用したミネラル風呂がある専用の施術室。

エドワード7世が使用したミネラル風呂がある専用の施術室。

画像: ゴルフの後はホテル内にあるミネラルウォーターを使用したローマ風呂にゆったり浸ろう。

ゴルフの後はホテル内にあるミネラルウォーターを使用したローマ風呂にゆったり浸ろう。

美しい古城が建つ庭園に造られた「ゴルフクラブ キンジュヴァルト」

マリアーンスケー・ラーズニェの中心部から、車で約15分の位置にあるのが、16世紀後半に築かれた城の広大な庭園に造られた「ゴルフクラブ キンジュヴァルト」。

あるがままの自然を活かしたコースは2008年に開場、新しくオープンしたチェコのコースの中でも、コースのクオリティ、ホスピタリティともに評価が高い。距離はやや長めだが、ビギナーからアスリート志向のゴルファーまで、幅広いゴルファーが楽しめるコースでもある。

グリーンの奥に城が見える18番ホールは、チェコ随一の美しさ。ゴルフ場とは思えない、素晴らしい景色を臨める。

画像: 絵画にもなりそうな、シグネーチャーホールの18番。美しくタフなホール。

絵画にもなりそうな、シグネーチャーホールの18番。美しくタフなホール。

ゴルフクラブ キンジュヴァルト ホームページ

中欧最古のゴルフ場「ロイヤルゴルフクラブ マリアーンスケー・ラーズニェ」

「ロイヤルゴルフクラブ マリアーンスケ―・ラーズニェ」は、英国王室から「ロイヤル」の称号を与えられた、中欧で唯一のゴルフ場だ。開場は1905年、中欧では最も古く、開場時にはエドワード7世も訪れたという。

コースは、開場当時の主流だったスコットランド仕込みのリンクスタイプ。細かいアンジュレーション、深いバンカーが特徴で、「このコースでプレーしてみたい」と近隣各国から多くのゴルファーが訪れる。

画像: 100年前の開場当時の芝を丁寧に手作業で手入れをし現在も使用。グリーン周りにはバンカーが多く、ショットの正確性が試させるコース。

100年前の開場当時の芝を丁寧に手作業で手入れをし現在も使用。グリーン周りにはバンカーが多く、ショットの正確性が試させるコース。

マリアーンスケー・ラーズニェの中心部から車でわずか5分ほどの距離にありながら、コースは森に囲まれ、自然と歴史を感じる特別なコース。チェコのゴルフ旅では外せないコース。

ロイヤルゴルフクラブ マリアーンスケ―・ラーズニェ ホームページ

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