大阪から九州・大分まで、クルーズ気分でのんびりと
今回、大阪から大分まで乗船するのは、さんふらわあの「あいぼり・こばると」。クルーズと言うとまるで巨大ホテルのような豪華客船をイメージしてしまいますが、「あいぼり・こばると」は自動車やオートバイと一緒に乗船できるなど、どちらかと言えばレジャーというより、人々の移動の手段として発展してきたフェリー。とはいえ、夕暮れにたたずむ船体は大きく立派。中はどうなっているのでしょうか。船旅への期待が高まります。
「あいぼり・こばると」
総トン数:9425トン
全長:153m
全福:25m
航海速力:22.4ノット
旅客定員:710名
19:05
別府へ向けて黄昏時の大阪港を出航
出航する港は「さんふらわあターミナル第1ターミナル」、大阪南港にあります。
地下鉄中央線終点「コスモススクエア駅」または、ニュートラム南港ポートタウン線「トレードセンター前駅」から徒歩約5分で行くことができます。
夕暮れに佇む「あいぼり/こばると」に乗船したら、いよいよ12時間弱(到着に備えて半分は睡眠時間にしましょう)の船旅のはじまりです。
乗船するやいなや旅を彩る音楽がお出迎え。クラシックやジャズ、時には民族音楽までバラエティに富んだ音楽イベント「ミュージックナイト」が開催中なのだそう。放送ではなく生演奏というのがいいですね。クルーズ感がたっぷりです。
銅鑼の音が響き渡り、紙テープが乱れ飛ぶ
19:30
まずレストランに向かうのが通の過ごし方
船内レストランはバイキング形式(夕食・朝食とも)。メニューは和食・洋食・中華がずらり(朝食は和食・洋食)。新鮮な野菜や果物、季節ごとに旬を取り入れたメニューが並びます。
レストランの営業時間は18:00~21:00(金・土曜は18:30~21:30)。19時05分に出航した場合、20時30頃に神戸の街並みが見ごろになるので、旅慣れた方は乗船したらまず食事に向かい、それからデッキへ出て夜景を楽しまれるのだそう。
レストランでは生ビールのほか日本酒、焼酎、オリジナルの神戸ワインなどアルコール飲料も販売しているので、食事と一緒に、客室で、デッキでと、ゆったりと過ごせます。もちろん飲みすぎにはご注意を。
窓の向こうでゆっくりと移り変わる景色を眺めながら食事を楽しむうちに、船は明石海峡大橋に差し掛かります。
20:30
満天の星空の下、ライトアップされた明石海峡大橋を通過
明石海峡大橋は神戸市と淡路島を結ぶ世界最長の吊り橋。全長3911m。夜間はライトアップされ、多くの乗客がデッキにて神戸の夜景と併せて幻想的な情景を楽しみます。ちなみにライトアップは季節によって色が変わり、平日は、春は緑、夏は青、秋は赤、冬は黄色。休日は緑と青です。
明石海峡大橋の下をくぐるなんて、フェリー以外ではできません。
キャビンはまるで海のホテル
デッキで潮風と夜景を堪能したら客室へ。
船内には5グレードの客室(デラックス・ファースト・スタンダード・ツーリストベッド・ツーリスト)がありますが、おすすめは最上級の設備が揃い、全室が海に面したデラックス。
月明りに照らされた瀬戸内の島影を眺めることができ、優雅な船旅を心ゆくまで堪能できます。このたりの感覚は列車の旅にも近いですが、船は時速40キロほどなのでもっとゆったりとした感じです。
デラックスの客室は18㎡ほどのゆったりしたつくりで、バス・トイレが別になっているほか、冷蔵庫や茶器セット、電気ポットなどホテル並みの設備が揃っています。船内には大浴場もあるので、そこはお好みで。
6:55
別府観光港に到着
眠っている間に船は進みつづけ、朝には大分の別府観光港に到着。船体が大きいほど揺れないそうですが、確かにホテルと同じようにぐっすり気持ちよく眠れます。朝早めに上陸できるので、一日たっぷり使えます。別府や湯布院の名コースでゴルフ、観光、温泉、楽しみ方はさまざまです。
クルーズ船というと敷居が高く感じてしまいがちですが、旅行の一部に取り入れてみるのも、いつもとは違った体験になって良いのではないでしょうか。
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