ワインの似合う大人のリゾート、モーニントン半島
リゾートで飲むビールやカクテルは格別ですが、モーニントン半島は「ビーチ&ワイン」で有名なリゾート地。オージーらしいおおらかさとヨーロッパの洗練が絶妙にミックスしたエリア。
海水浴だけでなく、道端の販売所で有機野菜を買ったり、海を望むブドウ畑を散歩したり、レストランを併設するワイナリーでのんびりとした時間を過ごしたり。のんびりリゾート気分を楽しむのにぴったりです。
たとえばモーニントンビーチ。夏には多くの海水浴客でにぎわいますが、質素でカラフルなビーチハウスが立ち並ぶ風景は、のどかなのにお洒落。マリンスポーツに熱中というよりも、ビーチタオルを敷いてのんびりくつろぐ姿が多く見うけられます。
いかにもインスタ映えしそうな、カラフルなビーチハウスですが、実はこれ1800年代に女性の更衣室として作られたのがはじまりだそう。いまでは地元の方が荷物置として使っているそうですが、高級住宅地にあるブライトンビーチのビーチハウスのお値段はなんと2000万円近く(2010年当時)。
地元の方しか売買できないそうですが、電気も水道もなく、寝泊まりも禁止されているのにこの値段とはちょっと驚きです。
ちなみに、モーニントン半島の北側一帯は、海水浴に最適な遠浅の穏やかなビーチが続いていて、ビーチに面した通りにカフェやレストランなどが並んだ散策するのも楽しいエリア。
モーニントン半島の南側は、大きな波が押し寄せることからサーファーに人気のスポット。半島一帯が国立公園に指定されているので、手つかずの自然が残っていてダイナミックな景色が楽しめます。
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気になるゴルフコースもクオリティ高し
大人にぴったりなビーチがあるとはいえ、やはりゴルファーにとって気になるのはゴルフコース。モーニントン半島にはオーストラリアのトップ50コースにランクされたゴルフコースが7カ所もあるなど、質の高いゴルフ場が随所にあります。
たとえば下の写真の「ペッパーズムーナリンクスゴルフリゾート」。
設計は全英オープンを5度制したオーストラリアのピーター・トムソン。ペッパーズムーナには、ムーナコースとオープンコースの合計36ホールがありますが、オープンコースはトムソンが自ら「誰もが気軽にプレーできるような簡単なコースではない」と評する超本格派。
ほかにも5つ星ホテル併設のゴルフ場「RACVケープシャンクリゾートゴルフコース」など、初心者から上級者までどなたでも楽しめるハイグレードなゴルフ場が揃っています。
ゴルフや海水浴のあとは、個人経営のワイナリー巡り
さて、海から離れ丘を登れば、もうひとつのモーニントン名物「ワイナリー」の番。モーニントン半島は良質なブドウの産地として世界的に有名で、内陸部にはたくさんの葡萄畑が広がっています。
試飲できるワイナリーの数は何と50軒以上。そのほとんどが個人経営のこぢんまりとしたワイナリーです。
栽培されている葡萄の品種はさまざまですが、海に囲まれた土地柄、冷涼な気候に向いた品種の栽培に適しており、シャルドネ(白)とピノノワール(赤)が特に有名なのだそう。
いいワインある所にグルメあり。カジュアルなランチを供するカフェ併設のワイナリーや、エレガントな高級レストランのようなワイナリーも多く、ビーチで海水浴を楽しんだ後、ゴルフをスループレーした後、ワイナリーで美味しいランチなんてステキですね。
また、半島の内陸部には、ワイナリーの他にも、イチゴ畑や、さくらんぼや林檎の果樹園、チーズやはちみつの工房、オーガニックな野菜農園などがあり、グルメな方も飽きさせません。
毎日クタクタになるまで遊ぶまくるリゾートも魅力的ですが、静かにゴルフ&リゾートを満喫する旅もまた良いものです。気候的には4月上旬頃までがメルボルンのベストシーズン。日本の寒い冬を抜け出して、モーニントン半島へ遊びに行きませんか?
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