自然の神秘が造った!?
隠れた名コース「備中北房CC」
冬でも穏やかな気候が続く岡山県西部の「備中エリア」。この地域は自然豊かなことで知られますが、標高500メートル前後の吉備高原には、ゆるやかな地形を生かしたゴルフ場が多くあります。
なかでもカルスト台地に広がる「備中高原北房カントリー倶楽部」は自然の美しさを最大限に生かすため、造成時から細部に至るまで景観に配慮した設計で中国地方随一の美しさとの声も聞こえる隠れた名コース。
自然の石灰岩がフェアウェイに顔を出す"北房"の6番
瀬戸内の海の幸に舌鼓を打ち、絶景コースに感動する、海と山に近いからこその楽しみ方ですね。
備中高原北房カントリー倶楽部
18H・7027Y・P72
岡山県真庭市下中津井3933
TEL.0866-52-2883
開場:1990年9月11日
設計:石見満寿太
公式ホームページはこちら
備中高原北房CC 芝刈り情報
グリーン/ペンクロス(3.8mm)
フェアウェイ/姫コーライ(16mm)
ラフ/野芝(38mm)
バンカー/石灰砂でさらさら
宿泊は備中高原北房CC併設「せきしょう庵」
侘びさびの風情がおすすめ
宿泊ゴルフが楽しめるのも備中高原北房CCの魅力。通常のホテルのような宿泊棟もあるが、離れにあたる「せきしょう庵」が風情があって特におすすめ。
侘びさびを感じさせる和風建築は、単なるロッジ使いにはもったいないほど。
ゴルフの後は、ご当地名物"寒だこ"に舌鼓
冬の到来とともに始まる岡山グルメといえば"寒だこ"。
「12月ごろから急激に水温が下がり、身がギュッと締まることで旨味が凝縮されるんです」とは第一田之浦吹上漁港の岡耕作組合長。
タコの身は筋肉の塊。水揚げされる下津井沖は潮流が速いことで、常に筋トレ状態。筋肉が発達しているから身が厚く、噛むほどに旨いのです。
創業73年のたこ専門店"保乃家"
瀬戸内の恵みづくし
この地にたこ料理を広めた老舗として愛されるお店「保乃家」。下津井産のたこのみ使用なので不漁の日は店を開けないほどの徹底ぶり。
① たこめし
身の甘み、旨味、磯の香りが口の中で爆発
② 漬け物
ちょっと濃いめ。甘めの田舎風、良い味変に。
③たこ刺し
外皮、内皮が取られプリプリで、甘みが増幅。
④ たこ唐揚げ
控えめな味付けと薄い衣でたこ感MAX!
⑤ いぼ酢
ほのかに甘い三杯酢が身にしみてやさしいお味。
⑥ 汁物
磯の香りたっぷり。たこのつみれもフワフワ
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グリーンへの道のりは難攻不落の要塞「鬼ノ城ゴルフ倶楽部」
備中が誇るもうひとつの名コースが「鬼ノ城ゴルフ倶楽部」。過去5回トーナメント開催の経験を持ち、2019年男子プロテスト2次予選会場にもなったチャンピオンコースです。
R・T・ジョーンズJr.設計
岡山県随一のトーナメントコース
設計時、鬼ノ城山の美しい自然を生かすべく気を配ったとジョーンズJr.自身も語っており、"危険と報酬"の設計思想と日本の自然美が融合された自信作。
特に上の写真の12番パー5は、攻めに成功すれば2オンも期待できるが、そのためには飛距離と正確な距離感が要求される「リスク&リワード」を象徴するホールです。
鬼ノ城GCのクラブハウスは隈研吾設計
自然に溶け込みつつも、圧倒的な存在感を放つクラブハウス。設計は新国立競技場の設計者・隈研吾氏。近代建築界の巨匠フランク・ロイド・ライトの代表作「落水荘」をイメージして作ったと言います。建築学を専攻する学生が見学に来ることもあるという出来栄えです。
鬼ノ城ゴルフ倶楽部
18H・7004Y・P72
岡山県総社市奥坂666
TEL.0866-99-8010
開場:1992年11月1日
設計:R・T・ジョーンズJr.
鬼ノ城GC 芝刈り情報
グリーン/ペンクロス
フェアウェイ/コーライ
ラフ/野芝
バンカー/川砂でしっとり
難攻不落の山城攻めの後は、海の幸で乾杯。
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