まずは台湾(台北・高雄)の気候について
北部が亜熱帯地域、南部が熱帯地域に属している台湾。どちらの気候帯でも、一年を通して気温は温暖で、ゴルフのシーズンオフがありません。
亜熱帯と熱帯はどう違う?
暖かい気候を表す言葉に「熱帯・亜熱帯・温帯」の3つがあります。この3つの特徴を簡単に説明すると、
熱帯・・・赤道付近に位置する、最寒月の平均気温が18度以上の地域。
亜熱帯・・・熱帯に次いで気温の高い地域で、熱帯と温帯の間に位置する。
温帯・・・年間を通して気候が温暖で最寒月の平均気温が10度以上の地域。
熱帯>亜熱帯>温帯の準で暖かいということ。
台湾では、島の北に位置する台北は亜熱帯、南部の高雄は熱帯に位置します。ちなみに日本では沖縄が台北と同じ亜熱帯地域です。
台湾ゴルフのベストシーズンは?
台湾の気候は、日本と比べると夏は蒸し暑く、冬は暖かいのが特徴。6月でも30℃を超え、7、8月は40℃近くになることもあり、ゴルフメインの旅であれば、真夏である7~8月はあまりおすすめできません。
逆に、冬は雨が少なく、北部の台北でも平均気温は10℃を下回らない快適な気候。日本では寒さでゴルフ場へ足を運びにくくなる11月から、梅雨がはじまる6月あたりが、台湾ゴルフのベストシーズンと言えます。
台湾のおすすめゴルフ場は?
まずは台北エリア
台湾のゴルフ場では基本的には18ホールスループレー。ほとんどの組にキャディが付きます。春夏のゴルフは、紫外線対策を忘れずに! 突然のスコール対策に、晴れの日もレインウェア持参がお勧めです。
台北
台湾ゴルフクラブ
日本の名匠、赤星四郎設計。台湾で最も歴史のあるゴルフ場で、旧名は淡水ゴルフクラブ。淡水河の河口に広がるコースなので台湾海峡や台湾の都市を眺めながらプレーできます。世界のゴルフ場トップ50にランクインするほどの評価を得ています。
台北
大渓ゴルフクラブ
台湾で唯一、欧州、豪州、アジアツアーのトーナメント会場となり、タイガー・ウッズはじめ多くのトッププレーヤーがプレーしたチャンピオンコース。設計は日本でもお馴染みのR・T・ジョーンズJrです。
台北
ミラマー(美麗華)ゴルフカントリークラブ
ミラマーG&CCはジャック・ニクラス設計。1999年、米ゴルフダイジェスト誌で台湾ナンバー1に選ばれた、台湾随一のゴルフリゾート。アメリカンスタイルの36ホールには12のウォーターハザードと100以上のバンカーがあります。日本式に大浴場があるのも人気です。
台北
林口ゴルフクラブ
林口台地の丘陵に広がる、50年以上の歴史を持つ台湾の伝統コースです。ホールの左右、奥には大きく育った木々でセパレートされます。
台湾のおすすめゴルフ場
南の高雄エリア
高雄
高雄ゴルフクラブ
観光名所「澄清湖」の傍に位置する、南台湾では最も歴史のあるゴルフ場です。木々に覆われた起伏のあるフェアウェイを蛇行しながら進み、グリーンの多くが砲台状でトータル7000㍎級。台湾でも最難関のコースと言われています。
高雄
信誼高爾夫球場(シンイーゴルフクラブ)
バックティから7600㍎と台湾最長の距離を誇る人気ゴルフ場。600㍎を超すホールもあり、フェアウェイは全体的に広々。古代の建築様式で建てられたクラブハウスも見ものです。
台湾の著名な彫刻家による作品がロビーの壁面を飾り、ちょとしたインスタスポットになっているとか。コース内で栽培しているパイナップルのお土産もお薦めです。
高雄
山湖観ゴルフクラブ
ゆるやかな扇状地型で、コースの中側が低くコース外周が高いコース。巧みに配置された人造湖や天然の川が景観に融け込みます。
アメリカンスタイルのレイアウトと日本の造園概念を取り入れた設計は台湾情緒たっぷり。平均800㎡の大きなグリーンがスコアメークのカギになりそうです。ターフコンディションもつねに上質です。
初出/2020年2月20日
編集/2023年12月27日
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