そんな贅沢な旅をさらに豊かに彩る新たなライフスタイルホテルが、ゴルファーの間でもにわかに注目を集めるエリア、沖縄本島中部の街・北谷(チャタン)に誕生し、話題になっている。
多くの外国人が住む人気エリア「北谷」、アメリカ西海岸のような街並み
那覇近郊や北部のゴルフ場へはもちろん、主要観光地にもアクセス至便な北谷町。琉球とアメリカの文化が交差した、沖縄の魅力が詰まったこの街に、2021年4月にオープンしたのが「MBギャラリーチャタン by ザ・テラスホテルズ」だ。
地上9階、全88室を備えたホテルは、目の前に美しいマリーナ・ベイを望み、爽やかな海風が吹き抜けるフィッシャリーナ地区に立つ。ホテル周辺に整備されたボードウォークには周辺に住む多くの外国人が訪れ、まるでアメリカ西海岸のよう。日本にいながらにして、海外リゾートに滞在しているような気分になる。

ホテル周辺に整備されたボードウォークは、近隣の人々にとっても憩いの場。朝はジョギングコースとして利用する人も多い。

ハーバーオーシャンビューの客室からマリーナ・ベイを望む。

ホテル周辺にはレストランやショップが点在するが、比較的静かに過ごせるフィッシャリーナ地区に位置する。
自然との一体感とラグジュアリーな体験、唯一無二の場所
エントランスに足を踏み入れると、その名の通り「ギャラリー」のようなモダンで洗練された空間が広がる。奥には煌めく光と鮮やかな緑が印象的な吹き抜けのアトリウム。見上げると、緑のカーテンで彩った回廊空間が施され、リゾート感溢れる造りとなっている。
実は、「MBギャラリーチャタン by ザ・テラスホテルズ」は、沖縄のリゾートを牽引する「ムーンホテルズアンドリゾーツ」と「ザ・テラスホテルズ」が初めて手を携えて開業したホテル。自然との一体感、ラグジュアリーな空間での滞在、そして洗練されたおもてなしが同時に体感できる、両者の魅力がギュッと詰まった唯一無二の場所なのだ。

上質なインテリアやアート作品に彩られたロビー。沖縄らしい爽やかな空間へ、スタッフたちが温かくゲストを迎え入れる。

ロビーフロアにある「マリーナベイ カフェ&ラウンジ」。宿泊ゲスト以外も利用できる寛ぎの空間。

一年中鮮やかな色でアトリウムを彩る、ポトス、モンステラ、ブーゲンビリアなどで構成された緑のカーテン。人と自然が融け合う空間であり、ホテルムーンビーチのスピリットを感じさせる。
自宅にいるように寛げる、開放的で安らぎのある客室
木のぬくもりを感じるナチュラルテイストのインテリアで統一された客室は、大きな窓から光が降り注ぎ、開放感あふれる造り。MBスイートからラグジュアリー、プレミア、スーペリアまではすべてが50㎡以上で、リビングダイニングとキッチンを備える。もちろん、キャディーバッグを置いても十分な広さだ。
さらに、大きなバスタブを備えたバスルームや間仕切りできるベッドルームは、自宅にいるように寛げると好評で、長期滞在の拠点にも相応しい安らぎある空間が用意されている。
ロビーや客室だけでなく、館内の至るところに沖縄ゆかりのアート作品を配し、沖縄独自の時代と文化に触れることができるのも、このホテルの魅力だ。アメリカ統治時代のモノクロ写真や、沖縄が持つ多様性を表現した作品などが展示された回廊(ギャラリー)は、心に潤いを与え、豊かな時間をさらに演出する。

50㎡の広さを誇るスーペリアオーシャンの客室は、自宅にいるようにゆったり寛げる造り。

リビングとベッドルームは、間仕切りでセパレートでき、ゆっくり休むことができる。
幻想的な夕景を眺めながら、優雅なアペリティフタイムを
「MBギャラリーチャタン by ザ・テラスホテルズ」での滞在で最も特筆すべきは、すべてのゲストがクラブサービスを受けられることだろう。
広い空と海との一体感が楽しめる、ホテル7階にあるクラブラウンジ「7th Moon Club」と「ルーフトッププール」は、滞在するゲストだけが利用できる特別な空間。ホテルメイドのスイーツを頂きながらティータイムを過ごすもよし、暮れなずむ沖縄の幻想的な風景を眺めながらアペリティフタイムを楽しむもよし。この感動的なひとときは、忘れがたい思い出の一つになるはずだ。

高い天井とモダンなシャンデリアが印象的なクラブラウンジ「7th Moon Club」。

「7th Moon Club」では、ホテル正面にある直営レストラン「チャタンハーバーブルワリー&レストラン」で醸造されたクラフトビールも味わうことができる。

ルーフトッププールから望む、東シナ海の大海原とどこまでも続く広い空。
※プールの利用は4月~10月(10:00~19:00)気候や条件により変更する場合があります
充実の朝食、“モーニング・ステーキ”でパワーチャージ!
爽やかな朝時間も、南国の光溢れる「クラブラウンジ」へ。メインディッシュを和と洋からセレクトできる朝食は、セミビュッフェスタイルでチョイスする品数も彩りも豊かな野菜やフルーツとともに。
ゴルフの前にエネルギーチャージしたい人は、ぜひメイン料理にサーロインステーキをチョイスした洋食を! 食事の締めに「ステーキ」を食べる文化があるほど、ステーキは沖縄にとってのソウルフードだが、“モーニング・ステーキ”でその文化を肌で感じてみるのも面白い。

洋食メニューは、メイン料理を4種類から選ぶ。一番人気は「サーロインステーキ」。

焼き魚や炊き合わせなどバランスが考えられた和食メニューは、ご飯を白米・雑穀米・炊き込みご飯(じゅーしー)から選べる。

ドラゴンフルーツやパイナップルなど、みずみずしいフルーツや野菜が盛りだくさん!

ホテルで提供されるパンは、ホテル正面にある「ザ・テラスホテルズ」直営ベーカリー「ザ・テラスベーカリー」のもの。天然酵母を使ったパンは好評で、焼き上がりの時間に合わせて地元の人々が訪れるほど。
地元客も集う、人気のシーフードレストラン
マリーナ・ベイに立つホテル周辺は、カフェやレストランなどが点在する人気のエリア。加えて、北谷町は沖縄随一の美しい夕日が見られる街でもあり、東シナ海に沈む夕日を眺めながらボードウォークを歩くだけで心が解き放たれ、非日常のひとときを堪能することができる。
街歩きのあとは、ぜひポート沿いにあるホテル直営のレストランでディナーを。「シーフードハウス ピア54」は、県産の魚介を中心に、国内外の厳選した食材を使ったシーフード料理が味わえる、地元でも評判のレストラン。オイスターやムール貝を盛り合わせた前菜やボリューム満点のポークスペアリブなど、メニューも豊富。姉妹店「チャタンハーバーブルワリー&レストラン」で醸造されたばかりのクラフトビールや豊富に取り揃えたワインなどとのマリアージュを楽しみたい。

沖縄テイストを加えたカリフォルニアスタイルのレストラン「シーフードハウス ピア54」。

オイスター、ムール貝、プラウンカクテルを盛りつけた「オーシャンズプレート」。この日の生ガキは三陸産。数日間、清浄性の高い海洋深層水で浄化させ、安心して味わうことができる。
ゴルフをしない時間も楽しめる施設が充実
北谷町は、大型ショッピングモールや映画館など、ゴルフ以外の娯楽を楽しめる施設も充実しており、ゴルフをしない時間も飽きることがなく過ごせるのも魅力。
ゴルフを楽しみ、ホテルで自宅のようにのんびり寛ぎ、アメリカ西海岸で暮らしているように旅をする。新しい時代に相応しい、新しい旅のカタチを体験してみてはいかがだろう。
撮影/三木崇徳
MBギャラリーチャタン by ザ・テラスホテルズ
沖縄県中頭郡北谷町美浜38-1
TEL : 098-921-7111
https://mb-gallery.jp/
(那覇空港からのアクセス)
車で約40分(国道58号利用)
空港リムジンバスで約75分
シーフードハウス ピア54
沖縄県北谷町字美浜54
TEL:098-901-4377
https://www.seafoodhouse.jp/
(営業時間)
LUNCH 11:30~15:30(L.O. 14:30)
DINNER 17:00~22:00(L.O. 21:30)