カジュアルに楽しめる、人気の豪華客船「コスタセレーナ」
欧米人にとっては、バカンスの定番とも言えるクルーズの旅。近年は日本発着クルーズも増え、「クルーズブーム到来」とも言われていますが、「クルーズって高いのでは?」「ドレスコードが厳しくて面倒」なんて思っている人もいるのでは?
実は、今回乗船した「コスタセレーナ」は、カジュアルにクルーズが楽しめるイタリア生まれの客船。料金設定もリーズナブルで、厳格なドレスコードもなし。明るく陽気なスタッフに迎えられ、肩肘張らず過ごせることから、クルーズ初心者にもオススメの客船なのです!
博多港国際ターミナル 中央ふ頭クルーズセンターに停泊中の「コスタセレーナ」
コスタセレーナ
<客船データ>
船籍 イタリア
総トン数 114,500トン
就航年 2007年
乗客定員 3,780名
全長 290.2m
全幅 35.5m
アクセス至便の博多港から出航
今回のクルーズは、2泊3日で福岡・博多と韓国・釜山を往復するショートクルーズ。福岡最大の繁華街・天神よりバスで約15分の位置にある博多港の「中央ふ頭クルーズセンター」から出航します。

博多駅や福岡空港からもアクセス至便の「中央ふ頭クルーズセンター」

セキュリティチェックを通過し、いよいよ乗船!
ゴージャスな船内デザインで、旅気分が一気に高まる!
まずはレセプションフロア(デッキ3)へ。船内中央には、アトリウム&バーがあり、その華やかな雰囲気に、気分が一気に高まります! 船内は、古代ギリシャ/ローマ神話の神々の家(Home of the Gods)がテーマ。どこをとっても、ゴージャスかつ神秘的なデザインが特徴です。

ピアノの生演奏も楽しめるパンテオンアトリウム&バー

船内中央にはシースルーエレベーターを備える
賑やかな船内でも、静かに過ごせる客室
アトリウム&バーを見下ろすシースルーエレベーターを使って、客室へ。今回記者が利用したのは、デッキ8海側バルコニー付きの客室。想像よりもゆったりした設えで、大きな荷物を持ち込んでも狭さを感じません! しかも、揺れを感じず船内にいるとは思えない静けさ。イベントなど夜間は盛り上がる船内ですが、客室ではのんびり寛ぐことができます。

海側バルコニー付きの客室(約14.1㎡+バルコニー約4.1㎡)。

客室内テレビでは、船内のインフォメーションや日本語の番組も見ることができる

シャワーブース

コンパクトで使いやすいバスルーム
スイートルームでワンランク上の贅沢を
「せっかくのクルーズだから、思う存分贅沢したい!」という方は、「グランドスイート」はいかが? 専用のバトラーサービスや、専用エリアでのディナー、乗船日にはスパークリングワインやフルーツのお届けなどワンランク上のサービスがあり、より快適にそして優雅にクルーズを楽しむことができます。

グランドスイートの客室(約29.1㎡+バルコニー約8.2㎡)

見た目もかわいいフィンガーフード

フルーツの盛り合わせ

ゆとりのあるバスルーム
バスタブ付きなのが嬉しいポイント!
すべての客室には「クルーズ新聞」が毎日配布されるので、ショーやイベントの開催時間、レストランの営業時間はこちらでチェック! 客室に用意されている「コスタカード」は、お部屋のカードキーとしてだけでなく、船内での買い物、スパやバーなどでも使用するので必携です!

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多くのクルーズ船で同様のシステムを採用しているので、クルーズに参加する際はカードホルダーがあると便利です!
出航、そしてお待ちかねの美食タイム
午後6時、いよいよ出航。コスタセレーナは、ゆっくりと博多港の桟橋を離れます。

最上階デッキ14(14階)から海を望む

地元の方がお見送り。こういう光景が見られるのも、クルーズ旅ならでは!
さて、船内ではお楽しみのディナータイム。メインダイニング「リストランテベスタ」では、本格的なイタリアンのコース料理が堪能できます。

朝食はもちろん、ディナーもクルーズ料金に含まれているので、支払いは不要! 前菜からデザートまで、好きなものを好きなだけ味わうことができます。ただし、食べ過ぎには要注意!

前菜の牛肉のカルパッチョ

ナポリの伝統的な料理「ナスのパルミジャーノ」

韓国風「牛丼」もオススメ!

何個でも食べられそうな、絶品スイーツ
check!
アルコール類を含め、ドリンク類は一部有料。気にせず飲みたい方は、アルコール類も飲み放題の「ドリンクパッケージ」を購入しよう!
多彩なレストラン
メインダイニング以外にも、様々な美食が楽しめるのもコスタセレーナの魅力の一つ。デッキ9・10の2層に展開するビュッフェレストラン「プロメテオ」では、明るく開放的な雰囲気の中、イタリアン、中華、和食など各国料理が楽しめます。
人気のローストビーフ
スタッフとの会話も楽しみながら、料理をチョイス!
沈む夕日に包まれながら、コスタセレーナは日本海へ。クルーズ旅の夜は、まだまだ続きます。次回は、ナイトライフが楽しめる船内施設や寄港地情報などをお伝えします!
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