17年に関西オープンでツアー初優勝し、18年も好調をキープしている今平周吾。そのクラブへのこだわりを聞いてみた
構えた時の“スクェア感”を重視
「ドライバーもアイアンも、構えたときにフェースのラインが真っすぐに見えないクラブは、まず使いません。思い切り振っていくことをスウィングで大事にしているので、フェースが左を向いていると、振り切ることができなくなるからです。その点、今使っているドライバーとアイアンは、真っすぐに見えるので、とても安心感があります」(今平)
とくにアイアンは、トップブレードがやや厚めでなので、よりスクェア感が出るし、形状的にもシャープに見える。力を入れずに振っていけるヘッドだと思います」
“柔らかい”打感も大事
もうひとつ、クラブで大事にしているのが打感だ。
「強く弾くような打感は、振りにいったときにコントロールが効かなくなる感じがするので、あまり好きではありません。その点、このアイアンは軟鉄でインパクトの柔らかさがあり、イメージ通りの球が打てるんです」
グリーン周りは2本で勝負
ショットメーカーとして才能をいかんなく発揮している今平。そこには、技術だけでなく、クラブへの安心感も大いに影響しているに違いない。
FWには飛距離を求める
上を厚くして、飛距離重視のセッティング
※このクラブセッティングは2018年関西オープンゴルフ選手権時のものです。
PHOTO/Masaaki Nishimoto