2018年パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ@茨木カンツリー倶楽部・西コース
09年から日本ツアーで活躍し13年の日本プロなどツアー4勝を挙げているキム・ヒョンソン。高いパーオン率を誇るショットメーカーだが、そのクラブセッティンは、ウッド型2本とアイアン型1本、計3本のユーティリティと個性的。
画像: 1980年生まれ韓国出身。韓国ツアーで3勝し、09年から日本ツアーで活躍。2013年には日本プロを制して賞金ランキング2位。ツアー通算4勝のショットメーカー

1980年生まれ韓国出身。韓国ツアーで3勝し、09年から日本ツアーで活躍。2013年には日本プロを制して賞金ランキング2位。ツアー通算4勝のショットメーカー

打感と弾道のイメージがマッチ。手放せないUT

「ウッド系の2U、3Uは、実は顔はあまり好きではないんです。でも打感や弾道イメージが抜群によくて、プレーオフのようなプレッシャーのかかる場面でも、持ち球のフェードがしっかり打てる。5年も前のクラブですが、いつのまにか手放せないクラブになっていました」(ヒョンソン)

画像: 18,21度の2本のウッド型UTは「顔が好きではない」というが、性能には絶対の信頼を置いている

18,21度の2本のウッド型UTは「顔が好きではない」というが、性能には絶対の信頼を置いている

アイアンの延長で使えるUT

一方アイアン型のスリクソンZU65は、「アイアンよりも高い球が打てて、グリーンに球を止められる」と、高いパーオン率を支える武器となっている。

画像: ロフトは23度のアイアン型UTは、マッスルバックのアイアンよりも高い球がやさしく打てる

ロフトは23度のアイアン型UTは、マッスルバックのアイアンよりも高い球がやさしく打てる

飛距離よりコントロール性を重視した選択。ドライバーはテーラーメイドの2代目M2

「最初は飛距離が出るM1を選んだんですが、M2はM1よりもスピンが多めに入るので、ボールをコントロールしやすいのが気に入りました。ですのでシーズン途中で替えました」

多少の飛距離よりもコントロール性を重視する判断はショットメーカーらしく面白い。

画像: M2はM1よりもバックスピン量が多めで弾道をコントロールしやすい点が気に入っている

M2はM1よりもバックスピン量が多めで弾道をコントロールしやすい点が気に入っている

3Wはドライバーと同じ「M2」

画像: 3Wのシャフトは「ディアマナ解離70(X)」。250ヤード先のグリーンを狙えるクラブになっている

3Wのシャフトは「ディアマナ解離70(X)」。250ヤード先のグリーンを狙えるクラブになっている

アイアンは操作性のいいマッスルバックを使う

画像: アイアンはマッスルバックの「スリクソンZ925」。5番アイアンで200ヤードが飛距離の基準

アイアンはマッスルバックの「スリクソンZ925」。5番アイアンで200ヤードが飛距離の基準

ウェッジはすべてボーケイ

画像: PWも「ボーケイSM6」48度を使用。アイアンよりもラフからスピンがかけられるのが強み

PWも「ボーケイSM6」48度を使用。アイアンよりもラフからスピンがかけられるのが強み

低深重心の2ボールを使用

画像: パターはオデッセイ オーワークス2ボール。ソール部分を埋めてさらに低重心化して使用

パターはオデッセイ オーワークス2ボール。ソール部分を埋めてさらに低重心化して使用

UTを基準に全体の流れを考える

画像: UTを基準に全体の流れを考える

PHOTO/Tadashi Anezaki、Shinji Osawa

週刊GD2018年3月13日より

ゴルフへ行こうWEB facebookページはこちら

This article is a sponsored article by
''.