昨年はツアー初優勝を飾るなど大きくステップアップした森田遥。また、全米女子オープンへ出場したことが、自身のゴルフを進化させる大きなきっかけになったという。そんな森田のセッティングは、ユーティリティを多めに入れて上が厚い、女子プロに多く見られる組み合わせだが、3本入れているウェッジにこだわりが詰まっている。
画像: もりたはるか。1996年生まれ香川県出身。ジュニア時代から日本女子アマ優勝など頭角を現す。今季北海道meijiカップで初優勝し賞金ランキング13位でシード権を獲得

もりたはるか。1996年生まれ香川県出身。ジュニア時代から日本女子アマ優勝など頭角を現す。今季北海道meijiカップで初優勝し賞金ランキング13位でシード権を獲得

ゲームメイクの要となる3本

「全米女子オープンに出場したときに、ショートゲームの重要性を感じ、自分はショートゲームでゴルフを組み立てるタイプだと再認識しました。ショットが悪くてもアプローチでカバーできれば優勝できることも実感できました」(森田)

森田の3本のウェッジのロフトは47度、50度、57度とあまり見ないロフトピッチになっている。森田にとって、ウェッジそれぞれに役割があり、自分にとって思い通りの距離をコントロールできるのがこの3つのロフトだという。

「グリーンまわりはほぼ57度で対応しています。ロフトピッチが開いているのは、100ヤードを基準にクラブを選んだからです。私にとって50度がちょうど100ヤード」

グリーンまわりのアプローチは57度しかあまり使わないので、開いていても気にならないんです。47度はアプローチというよりもショットに近い感覚で打っています」(森田)

飛距離と方向性をバランスよく両立できるエース、TW737ドライバー

画像: ドライバーはボールをコントロールできる操作性の高さを持ち、理想的な弾道で大きなキャリーを生み出す

ドライバーはボールをコントロールできる操作性の高さを持ち、理想的な弾道で大きなキャリーを生み出す

上から打ち込めるフェアウェイウッド

画像: フェアウェイウッドは上から打ち込むことができ、それでいてソールが滑ってくれる。飛距離性能も高い

フェアウェイウッドは上から打ち込むことができ、それでいてソールが滑ってくれる。飛距離性能も高い

アイアンは中弾道でグリーンが狙えるTW727V

画像: アイアンは縦の距離が合わせやすい軟鉄鍛造モデル。打感の柔らかさは本間ゴルフが得意とするところ

アイアンは縦の距離が合わせやすい軟鉄鍛造モデル。打感の柔らかさは本間ゴルフが得意とするところ

インサートながらソリッドな打感

画像: パターは構えやすく、しっかりヒットできるピンタイプが好み。打感は柔らかいが手に伝わる感触が絶妙

パターは構えやすく、しっかりヒットできるピンタイプが好み。打感は柔らかいが手に伝わる感触が絶妙

どのクラブでも“狙える”セッティング

画像: どのクラブでも“狙える”セッティング

PHOTO/Hiroyuki Okazawa、Shinji Osawa

週刊GDより

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