![画像: ふじたひろゆき/1969年生まれ福岡県出身。ツアー通算18勝。史上6人目の生涯獲得賞金15億円突破が目前!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/08/14/ec30b858c1827a020c61ddf53521f0ce3d2e837c_xlarge.jpg)
ふじたひろゆき/1969年生まれ福岡県出身。ツアー通算18勝。史上6人目の生涯獲得賞金15億円突破が目前!
変化を恐れずトライ&エラー
「少し前の話になりますが、今シーズンの開幕前にクラブセッティングを見直して、4番アイアンをバッグに入れました。とても気に入っていたのですが試合で使うと、上の番手のユーティリティとの飛距離差が開いてしまった」
「25ヤードの開きができてしまい、それを解消するべく、日本プロ選手権から4番と5番のアイアンをディスタンス系の飛ぶタイプを試したのです」
「最近のクラブはユーティリティやウッド系がとくに飛ぶようになっています。2年くらい前からそれを感じて、構想を練っていたトライでした」(藤田)
操作性重視のツアーモデルを使っている藤田。本来はクラシカルなアイアンが好み。昨今、クラブの飛距離が伸びている傾向をうけ、飛距離の出るタイプをテスト中
常に新しいことにトライし続ける。50歳を前にしてレギュラーツアーで戦うには、この向上心がすべてだろう。ただし、結論から言うとこの試みをシーズン途中で断念。
「キャディのピータから『アイアンの縦の距離感のズレが大きすぎる』と指摘されたんです。それで元に戻すことに決めました。アイアンは5番からで、その上に2本のUTを入れて飛距離の流れを作っています」
ツアープロにとって距離感は生命線。今回は「勇気ある撤退」を選択したが、トライ自体を失敗とは捉えていない。近い将来の「進化」につながることが分かっているからだ。
引き締まった“男前”な顔が好み。高初速で直進力のあるRMX118プロト
ドライバーはある程度、飛距離にこだわる部分があるが、構えたときの顔も重要。引き締まった上級者好みのフォルムが特徴
思いどおりに操れるスプーン
3Wは飛びに加えて、アイアンのような操作性も大事にする。弾道を打ち分けられる操作性の高いモデル
どんなライでも高い球が打てるRMXの5番ウッド
5Wはラフからでも高弾道が打てる、手離せないモデル。つかまりすぎず、アイアン感覚で振り抜ける
ウェッジはボーケイ一筋。53度と58.5度のSM7
![画像: ウェッジは抜けのよさを重視し、自らのスウィングのベースでもある。10年以上ボーケイを愛用](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/08/14/9c879f6956a2cbaa6ef57604f222a6f1bf613681_xlarge.jpg)
ウェッジは抜けのよさを重視し、自らのスウィングのベースでもある。10年以上ボーケイを愛用
飛距離の階段が揃うようにセッティング
![画像: 飛距離の階段が揃うようにセッティング](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/08/14/03896434a51d7de3c51b550ba1d1ad648a1dff49_xlarge.jpg)
PHOTO/Shinji Osawa
週刊GD2018年8月21・28日合併号より