ツアーで求められる高いスピン性能と打感の良さを追求して2016年に登場した「マックダディ フォージド」。あれから2年、真っすぐなリーディングエッジと強いスピンを携えたという2代目モデル。新マックダディ フォージドに加わった性能チェックと、芝の上からは合田洋プロに試打解説してもらった。
スコアラインの間も凸状に加工。摩擦係数が高まった
「マック ダディ4」に搭載されて、強いスピンが証明された「NEWマイクロフィーチャー」をフェース面に採用した。
リーディンエッジは丸みを無くして真っすぐ!
新しい「マックダディ フォージド」の顔を見るとストレートなリーディングエッジが際立っている。現代のほとんどのウェッジは、リーディングエッジが丸みを帯びているが、その丸みがスパッと切り落とされたように真っすぐになっている。
【実地試打】自分がどこを向いているかわかりやすいリーディングエッジ
試打を担当した合田プロは言う。 「これだけリーディングエ ッジがストレートだと閉じて使うときと開いて使うときとで、顔の違いがハッキリと出ます。しかし、その変化する顔にそれぞれよさがあって、ピンを狙う感じがより際立ちます」
【試打】合田洋プロ
1994年日本プロ優勝。個性を尊重した型にはめないレッスンが好評。クラブにも精通し、試打の経験も豊富
構えやすいリーディングエッジ
ネックの削り具合によって、フェースを開いても右に行く感じはない
フェースを開いてもエッジが浮かない
バウンスが効いて抜けがよいぶんスピンが掛かっている
ソールが砂を弾いてくれる。バンカーでの使い勝手もいい
マックダディ フォージドウェッジ(キャロウェイ)
ヘッド素材/軟鉄鍛造
シャフト/ダイナミックゴールドS200、
N.S.MODUS3 Tour120(S)
N.S.プロ950GH(S)
ロフト/48・50・52度(バウンス角10度)
54・56度(バウンス角12度)
58・60度(バウンス角10度)
価格/2万3000円(税抜き)
PHOTO/Yasufumi Sakagami
週刊GD2018年10月16日号より