2018年夏に限定モデルが発表され、9月にカタログモデルの受注が開始されたアルピーヌ A110。この魅惑的なフレンチ・スポーツカーには、軽量で純粋に走りを楽しむための「ピュア」と、装備を少し豪華にして日常での使いやすさや長距離ツーリングなども重視した「リネージ」の2グレードをラインアップする。ここでは走り重視の「ピュア」を中心に見ていこう。
アルピーヌ A110「ピュア」。軽量で純粋に走りを楽しむためのモデル
アルピーヌ A110は、1960〜70年代にラリーシーンでも活躍した伝説のスポーツモデル。その精神を現代に蘇らせたのが、今回紹介するこのアルピーヌ A110だ。
日本でも新たに「アルピーヌ ジャポン」を設立、アルピーヌブランドで販売される。9月21日にアルピーヌA110「ピュア」と「リネージ」の2グレードが発表され、この10月24日まで予約申込みを受け付けていた。
エクステリアのシルエットは、先代アルピーヌA110をオマージュ
インテリアはスパルタンよりもエレガントなデザイン
軽量&コンパクト、MRライトウエイトスポーツカー
アルピーヌA110はフルアルミ構造を採用、車両重量は1080kgに抑えられる。2人乗りのミッドシップスポーツは、たっぷりとしたサスペンションストロークを持つ「コーナリングマシン」だ。またスタイリッシュな作り込みで、ライバルとなりそうなジャーマン・スポーツカーにはないエレガントさを兼ね備えている。
アルピーヌ A110「ピュア」主要諸元
●全長×全幅×全高=4205×1800×1250mm ●ホイールベース=2820mm ●車両重量=1810kg ●エンジン=直4DOHCターボ ●排気量=1798cc ●最高出力=252ps/6000rpm ●最大トルク=320Nm/2000rpm ●トランスミッション=7速DCT ●駆動方式=横置きMR ●車両価格=790万円〜(ボディカラーにより価格は異なります)