「腕を振ることの大事さはプロゴルファーの世界でも同じこと」と言うのは、多くのツアープロを指導し、週刊GD連載の「飛ばしもパットもまっつくつい!」でお馴染みの南秀樹プロ。腕を振るのがとにかくうまいと絶賛する松田鈴英プロのスウィングを見てみよう。

松田鈴英プロ
まつだれい。1998年生まれ、滋賀県出身。昨年プロテストにトップ合格を果たす。今季はニチレイレディスで4位。NEC軽井沢で3位Tに入る。初優勝が期待される若手のひとり

腕の振り方は“上から下”が飛ぶ by南秀樹

腕を最短距離で振ろうと思ったら、“上から下”へ腕をタテに振ることです。これは、両手を広げた状態で右手を左手にくっつけるように振るということ。

腕を遠回りさせず、体の近くを通すことが大事で、最短距離で振るには腕をタテに使わなければいけないことが実感できるはずです。

松田プロは体をとてもしなやかに使ったスウィングですが、それができるのは腕の使い方が非常に上手だから。腕が脱力し、ヘッドの重みを感じているトップがその証拠です。

ダウンスウィングでは重力にまかせてクラブを下ろし、ここも無駄な力みが一切ありません。インパクトに向けて左腰でスウィングをリードし、回転をスムーズに行っています。

これは腕を上から下に最短距離を通さなければ、できないスウィングです。フォローの抜けもよく、しっかり振り抜けているのはこの腕使いのたまものだと思います。

腕を脱力して、上から下に重力を使う松田プロのスウィングは、アマチュアの方もぜひ参考にしてほしいです。

解説/南秀樹プロ
多くのプロゴルファーだけでなく、アマチュアにもレッスンを行う。香川県で「3.7.3ゴルフアカデミー」を主宰

週刊GD2018年10月30日号より

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