「弾く」感触よりも「喰いつく」打感が好み。ドライバーはツアーB XD-3
クラブ選びで大事にしているのは打感で、片岡ならではのこだわりがある。「球離れが速く、弾く感じが強いものは使いません。クラブ全般に、喰いつく『柔らかいフェース』が好みです」と片岡。キャロウェイのローグなど様々なクラブを試しきて、今、バッグに入っているのはブリヂストンのツアーB XD-3。かつての契約ブランドのクラブに戻った形だ。
元契約先のブリヂストンゴルフが中心
海外の試合にチャレンジしたなかで、様々な芝に対応して活躍してくれたウェッジが、ブリヂストンゴルフのツアーB XW-Bウェッジだという。「『無限』の加工技術で削った溝によって、海外のグリーンでもスピンがしっかり効いてくれます。ソールの抜けをよくするためにバウンスを削り、海外の洋芝でも対応できるように調整しました」
ゆくゆくはヨーロッパや米国のツアーに本格参戦を目指す片岡の、クラブフィッティングも着々と進んでいる。
M2の3W、JGRの5W。どちらも飛んで、打感も柔らか
3WはテーラーメイドのM2。「M2はやっぱり飛ぶのが魅力です。ティショットでも、パー5の2打目でも、飛距離が出るので助けてもらっています。5WはJGR。これはラフからでも抜けがとてもいいクラブです。両方に共通するのは、やはり打感の良さと飛距離性能ですね」(片岡)
UTは長年使う「ツアーステージ」時代の2本
「このUTは顔も打感もすべて気に入っています。スピンがかかりやすいので、楽に球が上がってくれます。手放せない2本です」と片岡。飛距離重視のウッドに対して、ユーティリティはスピン重視。バーディを狙うクラブだ。
小ぶりな顔で長年使う
片岡のアイアン、J15CBは小ぶりヘッドのフォージドモデルで使い始めて、すでに4年目。「打感の良さとで操作性がいいところが気に入っています。スピンコントロールもしやすいです」と話す。
飛距離性能の新作と古い名器を取り入れたセッティング
PHOTO/Shinji Osawa
週刊GD2018年11月20日号より