「クラブ選びは、やさしさを第一に考えて選びます」という柏原明日架。例えば、アイアン選びも、本来好みのマッスルバックではなく、やさしさ第一にキャビティバックをバッグに入れている。現在のクラブセッティングについて聞いてみた。
画像: かしわばらあすか/1996年生まれ宮崎県出身。昨年は賞金ランキング17位も今季は43位(11月8日現在)。シードは確定したが、本来の力を出し切るまでには今一歩

かしわばらあすか/1996年生まれ宮崎県出身。昨年は賞金ランキング17位も今季は43位(11月8日現在)。シードは確定したが、本来の力を出し切るまでには今一歩

かっこよくても使えなきゃ意味がない。アイアンはAPEXのキャビティバック

画像: アイアンは薄いブレードタイプが好みも「ミスの幅を考えて」キャビティタイプを選択

アイアンは薄いブレードタイプが好みも「ミスの幅を考えて」キャビティタイプを選択

画像: セミグースネックの見た目(7I)

セミグースネックの見た目(7I)

「できるだけ体に負担がかからないように、やさしいものを選ぶようにしています。本当は、アイアンは薄いブレードタイプが好きですが、今使っているモデルと比べるとブレードタイプはとてもミス
にシビア。そのため、キャビティタイプのやさしいほうを使っています」

アイアンは6Iから。その代わりに入れているFWに目が留まる。11番ウッドをまで入れているのは、女子でもそれほど多くない。

「本当はアイアン型のUTのほうが、カッコイイと思いますけど、『ミスが少なく、グリーン上で止まる』ことを考えたら、私にはFWが合っている。この11番ウッドは、女子プロ選手権から使っています。ラフが深いときでも、それまで入れていた5Iよりもヘッドの抜けがよく、飛距離が落ちないのでローグの11番ウッドにしました。以来、一番頼れるクラブになりました。5Iだと打ち込んでいかないといけない場面でも、11番ウッドなら力みのない自然な振り抜きで、キャリーで攻めていけるので、ピンが狙いやすい。見た目よりも中身重視です」

シーズン後半に投入した11Wが、低調気味だった柏原のゴルフを打破するカギとなるのかもしれない。

画像: 「11番ウッドは日本女子プロ選手権の9月から入れました。5Iの代わりにグリーンを狙うクラブとして最適です」

「11番ウッドは日本女子プロ選手権の9月から入れました。5Iの代わりにグリーンを狙うクラブとして最適です」

ドライバーはエピック スター。シャフトをSからXに変更して曲がりが減った

画像: ドライバーは昨季から使用しているGBBエピックスター。「自然に球がつかまるので、安心して振り抜いていけます」。Sから安定感のXにシャフトをスイッチ。柏原が信頼を寄せる一本

ドライバーは昨季から使用しているGBBエピックスター。「自然に球がつかまるので、安心して振り抜いていけます」。Sから安定感のXにシャフトをスイッチ。柏原が信頼を寄せる一本

画像: シャフトはクロカゲのXM50(X)

シャフトはクロカゲのXM50(X)

3W、5W、7WはスティールヘッドXR。「球が上がってグリーン上に止めやすい」

画像: 「打ち込んでいくロングアイアンよりも、払い打っていけるFWのほうがやさしい」と柏原。体への負担も少なく、ラクに振っていける点も気にいっている

「打ち込んでいくロングアイアンよりも、払い打っていけるFWのほうがやさしい」と柏原。体への負担も少なく、ラクに振っていける点も気にいっている

100Y前後の距離は3本のウェッジで対応

画像: 「ウェッジは昔からずっと3本体制ですね」と柏原。今は48、52、56度を使用

「ウェッジは昔からずっと3本体制ですね」と柏原。今は48、52、56度を使用

画像: 56度の顔と打痕

56度の顔と打痕

ローグの11番ウッドは日本未発売の輸入モデル

画像: ローグの11番ウッドは日本未発売の輸入モデル

PHOTO/Shinji Osawa

週刊GD2018年11月27日号より

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