北原さんのお悩み「平均200ヤードのドライバーをもっと飛ばしたい!」
![画像: 【指導】齊藤かおりプロ 飛距離318Yを誇るドラコン女王のインストラクター。ETGS千葉校でレッスンを展開中](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/11/28/b6b74608ac2dc081246503dfd5bd1b8d70909ec6_large.jpg#lz:xlarge)
【指導】齊藤かおりプロ
飛距離318Yを誇るドラコン女王のインストラクター。ETGS千葉校でレッスンを展開中
![画像: 【教わる人】北原正敏さん 75歳/ゴルフ歴40年/HC14 「ドライバーの飛距離を伸ばしたいです」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/11/28/b08affe2c08ba513341f05afc9e71ae7a8c46913_large.jpg#lz:xlarge)
【教わる人】北原正敏さん
75歳/ゴルフ歴40年/HC14 「ドライバーの飛距離を伸ばしたいです」
飛ばしたいのは分かりますが、インパクトの効率が悪いかも…
![画像1: 【飛ばし】フォロースルーから戻し上げてトップへ。この素振りで「飛ばせるインパクト」が身に付く! ドラコンプロがアマに直レッスン!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/11/28/a81f694d43743cd12f310d73bf8dc2a162df4ad3_large.jpg#lz:xlarge)
![画像2: 【飛ばし】フォロースルーから戻し上げてトップへ。この素振りで「飛ばせるインパクト」が身に付く! ドラコンプロがアマに直レッスン!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/11/28/cf02b004d39fd648cae26b1e2786cb0f6ab749f3_large.jpg#lz:xlarge)
![画像3: 【飛ばし】フォロースルーから戻し上げてトップへ。この素振りで「飛ばせるインパクト」が身に付く! ドラコンプロがアマに直レッスン!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/11/28/43e900e7b4c658b9e3dda3992b843a54529335d3_large.jpg#lz:xlarge)
![画像4: 【飛ばし】フォロースルーから戻し上げてトップへ。この素振りで「飛ばせるインパクト」が身に付く! ドラコンプロがアマに直レッスン!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/11/28/81918101dd8c59adb8f3dedce734087ccdde69bd_large.jpg#lz:xlarge)
![画像5: 【飛ばし】フォロースルーから戻し上げてトップへ。この素振りで「飛ばせるインパクト」が身に付く! ドラコンプロがアマに直レッスン!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/11/28/d03eb95ea6c09444aee33cd93e05c1668c530736_large.jpg#lz:xlarge)
北原 ドライバーの平均飛距離が200ヤード。もう少し飛ばしたいです。
齊藤 まず、私のスウィングに対する考え方として、「飛ばすためのスウィング」というものはなくて、「効率のいいスウィング」を追求していくと、飛距離は勝手についてくるものだと思っています。北村さんの場合も、「飛ばそう」という気持ちが強すぎて、効率の悪いスウィングをしてしまっているので、結果として「飛ばない」ということなんです。
北原 ヘッドスピードを上げるような努力は必要ないってことですか。
齊藤 北村さんは、そのままでも40 m/s弱くらいのヘッドスピードがあるんですから、そもそも200ヤードしか飛ばないというのがおかしいんです。もっと効率を上げれば、簡単に飛距離は伸びます。いちばんの問題はテークバックをインサイドに引きすぎていて、そのせいでクラブが外から下りてくることですね。アウトサイドイン軌道だと、ボールに重さが伝わるインパクトになりづらいく、ヘッドが上から入りやすくなるので、余分なスピンがかかってしまいます。
![画像: 体を「ねじろう」という意識が強すぎるため、クラブをインに引きすぎてしまう。インに引きすぎると、クラブは低い位置に上がるので、トップまでに手を使って持ち上げる動きになりやすい](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/11/30/ff76d61e023b03694c3041cd28951313991b083d_large.jpg#lz:xlarge)
体を「ねじろう」という意識が強すぎるため、クラブをインに引きすぎてしまう。インに引きすぎると、クラブは低い位置に上がるので、トップまでに手を使って持ち上げる動きになりやすい
北原 それで、球が上がりすぎてしまうんですね。
齊藤 一旦、フォローサイドにヘッドを振って、そこから一気にトップまで引き戻して振ると、自然なインサイドイン軌道を体感できます。その軌道をトレースするように体を動かせば、軸ブレも起きないし、体の重さをボールに伝えるインパクトになるんです。
インパクト効率をよくするために!
①アドレスとトップで軸の位置を変えない
![画像: ミート率を上げるには、不動の軸を中心とした回転運動で打つ必要がある。アドレスでの軸の位置を保ったまま、トップまで回転することが必要](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/11/30/81774a43c3d03904519c05a9669dfbd371f8884c_large.jpg#lz:xlarge)
ミート率を上げるには、不動の軸を中心とした回転運動で打つ必要がある。アドレスでの軸の位置を保ったまま、トップまで回転することが必要
![画像: 軸がぶれるとインパクト効率が悪くなり、飛ばない](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/11/30/c5a5bef6f1bad7511fa3b2efa567e3ac9bb455e5_large.jpg#lz:xlarge)
軸がぶれるとインパクト効率が悪くなり、飛ばない
②【ドリル】フォローを出してから巻き戻してトップへ
![画像: フォローを出してから](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/11/30/d0a70c4ef7fe9bbf34f959b37dc25fda5802e711_large.jpg#lz:xlarge)
フォローを出してから
![画像: アドレスを通過し](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/11/30/7e47d2e85274e8602dd985855c5fbb67f83da688_large.jpg#lz:xlarge)
アドレスを通過し
![画像: 振り上げる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/11/30/a9244555cffc308cc7119f9df828d22e0008b280_large.jpg#lz:xlarge)
振り上げる
齊藤 軽めのスウィングで、フォローまでヘッドを振り出し、そこから引き戻して一気にトップまで上げます(止まらずにフィニッシュまで振る)。ヘッドが不必要にインサイドに入らず、自然なインサイドイン軌道になるドリルです。
北原 これでインサイドイン軌道に近づくんですか?
齊藤 テークバックが良くなれば、外から下りて来なくなります。地味ですが、この素振りを必ず練習に取り入れてみてください。
![画像: 「いったんフォローへ出して、そこから戻す勢いで…」(齊藤)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/12/01/c2b0a69b5aaa1b50e6c03cca2ed8eec27dde06f8_large.jpg#lz:xlarge)
「いったんフォローへ出して、そこから戻す勢いで…」(齊藤)
![画像: 「そのまま自然に上がれば、効率よくインパクトできるトップです」(齊藤)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/12/01/deb66b84dacc50449735b4eb7a8e756dea2dc19a_large.jpg#lz:xlarge)
「そのまま自然に上がれば、効率よくインパクトできるトップです」(齊藤)
北原 ありがとうございます。インサイドイン軌道で200ヤード以上飛ばせるようにかんばります!
![画像: インパクト効率をよくするために!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/12/02/2fd128fc6b4867429e674c6fae9dfd84701e735c_large.jpg#lz:xlarge)
週刊GD2018年12月11日号より