【飛ばし】ドラコン王・南出仁寛が毎日やる「重い&軽い」素振り5回! ヘッドスピードUPの秘訣は「ウソみたいなカンタン練習だった」

10ヤードアップも夢じゃない。飛ばしに欠かせないヘッドスピードを即効でアップさせられると評判なのが、432ヤードの日本記録を持つドラコン界のレジェンド・南出仁寛プロの"重・軽ドリル"。いたってシンプルな練習法だがアマチュア3名のHSも即効で上がったぞ。

【南出のドリル：重・軽ドリル】"重"素振でパワーと、"軽"素振りでスピードをゲット。だから飛ぶ!

「ドリルは簡単。重いバットを5回、その後、軽いクラブを5回素振りするだけです。重いバットを振ることで、振るための筋力が鍛えられるし、手先で振れないので手打ちも直ります。軽いクラブの素振りは通常のクラブでは出せないスピードを体感するためです」と教えてくれたのは日本を代表するドラコン選手・南出仁寛プロ。

ドリルはシンプル。まず重いバット素振り5回。その後、超軽クラブ素振り5回。

南出　陸上競技や水泳などでも取り入れられているスピードトレーニングと同じですよ。

【そんなに効果があるの? 重・軽ドリルをアマチュア3名で実験】

鈴木清隆さん（HC0）全国都道府県対抗の茨城代表。元高校球児の飛ばし屋

鈴木さん　重いバットで5回、軽いクラブで5回、素振りしただけなのに、HSが約2m/sも上がっちゃいました。これは本当にびっくり。ヘッドスピード上げるなら、この練習は効きそうですね。超軽クラブと同じような感覚で振るといくらでも速く振れそうな感じがします。

熊谷淳さん（HC+0.3）日本アマ出場8回。関東のトップアマのひとり

熊谷さん　HSが1m/s上がると飛距離が約5ヤード伸びるといわれていますから、これだけで10ヤードも伸びるって、最強の素振りドリルでしょ。自分は軽いクラブの後に重いバットを振ったほうが気持ちよく振れました

矢吹龍一さん（HC0）日本ジュニアや日本ミッドアマの出場経験あり。水戸の練習場、東野ジャンボゴルフレンジの支配人

矢吹さん　50歳に近づいてきた僕でも、まだHSが上がるんだと希望がもてました。超軽クラブを勢いよく振っておくと、自分のクラブの重さを感じながら振れるようになりますね。数字以上にヘッドが走る感覚がありました。

「重&軽」素振りができる、便利アイテム。フィル・ミケルソンも使っているらしい。

こちらが人気練習アイテム「SuperSpeed Golf（スーパースピードゴルフ）」

重いバットや超軽クラブ。それぞれ探すこともできますが、ゴルフダイジェストのゴルフポケットでは、「重・中・軽」の3本がセットになった素振りギア「SuperSpeed Golf（スーパースピードゴルフ）」を販売しています。このアイテム、あのフィル・ミケルソンも使っているんです。冬の間にしっかり振って、春には飛ばし屋に変身しちゃいましょう!

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週刊GD2019年1月1日号より

画像: 「重&軽」素振りができる、便利アイテム。フィル・ミケルソンも使っているらしい。