![画像: 南秀樹プロ 鈴木愛をジュニアから育て上げ、今は多くの女子プロ、塚田陽亮のコーチ。地元香川で「3.7.3アカデミー」主宰。週刊GD「飛ばしもパットもまっつくつい!」連載中](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/12/24/9f1a0941c4bb379398bfab60d6bebfd0cf653565_large.jpg#lz:xlarge)
南秀樹プロ
鈴木愛をジュニアから育て上げ、今は多くの女子プロ、塚田陽亮のコーチ。地元香川で「3.7.3アカデミー」主宰。週刊GD「飛ばしもパットもまっつくつい!」連載中
【3種類の球ドリル】重い球で「押し感」、軽い球で「当て感」を覚えよう
![画像1: 【3種類の球ドリル】重い球で「押し感」、軽い球で「当て感」を覚えよう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/12/24/dfbe70086c77f4f9b4947634831ffc2bc902535e_large.jpg#lz:xlarge)
南 腹筋を使って体を回転させて押さないと重い球は転がせないので、インパクトからフォローで球を押す感覚が身につきます。ピンポン球や軽い球は、跳ねないようにゆっくり打ち出してやることで、ヒットする感覚がつかめます。
STEP.1「重い球で押し感を覚える」
![画像2: 【3種類の球ドリル】重い球で「押し感」、軽い球で「当て感」を覚えよう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/12/24/3e8df425864a5c2893a21bb8284a23d267c0080d_large.jpg#lz:xlarge)
南 まずは重い球からです。インパクトの形を作った状態から、テークバックを取らずにフォローだけでボールを転がします。右手首の形をキープして体の回転で押し込みましょう。
![画像: 南プロのドリルを競技アマ熊谷淳さん(HC+0.3)が体験。「重い球はフェース面を変えない感覚が生まれます。ひっかけ防止にも良いです」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/12/24/66c7a55f0f6067a129c975ae07c19aaa5916d14e_large.jpg#lz:xlarge)
南プロのドリルを競技アマ熊谷淳さん(HC+0.3)が体験。「重い球はフェース面を変えない感覚が生まれます。ひっかけ防止にも良いです」
STEP.2 「軽い球で当て感を覚える」
![画像: ヘッドとボールが同じ速度で動く感覚が生まれる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/12/24/991bc67496e16215b94e6fdefd61314d33f33f83_large.jpg#lz:xlarge)
ヘッドとボールが同じ速度で動く感覚が生まれる
南 次は軽い球です。ダウンからインパクトでヘッドが急加速すると、軽いボールは跳ねてしまいます。等速でストロークしてゆっくりボールを打ち出すイメージです。
STEP.3 「普通のボールで打ってみる」
南 軽いのと重いの、両極端の球を打つことで普通のボールの重さをより感じることができるはずです。ヘッドと球を打ち出すスピードが揃うので、距離感が合わせやすくなっているはずですよ。
【こちらも参考に!】南プロが育てた、鈴木愛パットの極意十訓
![画像: 2018年シーズンの平均パット率は1.7414で1位。女子ツアーきってのパット名人](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/12/24/1240b87a82fa558f214e910e8d8a4562438d8135_large.jpg#lz:xlarge)
2018年シーズンの平均パット率は1.7414で1位。女子ツアーきってのパット名人
一、 練習から"オーバーめ"、"上り2メートルまっすぐ"を繰り返す
二、 ルーティンはシンプルに
三、 迷ったらボール側のライン優先
四、 ギリギリは持たない、しっかりめに握る
五、 出だし2センチを真っすぐ出すのみ
六、 おなかにクッと力を入れる
七、 前に前に、転がりが命
八、 入る、入れてやる! の心意気で
九、 調子が悪いときはパターを替える
十、 データよりフィーリング
ポイント練習「ティ刺し打ち」
![画像: 【こちらも参考に!】南プロが育てた、鈴木愛パットの極意十訓](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2018/12/24/27e597f236de0f93aa08c0971766559acd846bc4_large.jpg#lz:xlarge)
鈴木 ティの頭がボールの赤道よりも下になるように刺します。ヘッドがティに触れないようにボールの赤道より少し上を打つ感じです。ここがいちばんボールの転がりがよくなる打点なんです