【3種類の球ドリル】重い球で「押し感」、軽い球で「当て感」を覚えよう
南 腹筋を使って体を回転させて押さないと重い球は転がせないので、インパクトからフォローで球を押す感覚が身につきます。ピンポン球や軽い球は、跳ねないようにゆっくり打ち出してやることで、ヒットする感覚がつかめます。
STEP.1「重い球で押し感を覚える」
南 まずは重い球からです。インパクトの形を作った状態から、テークバックを取らずにフォローだけでボールを転がします。右手首の形をキープして体の回転で押し込みましょう。
STEP.2 「軽い球で当て感を覚える」
南 次は軽い球です。ダウンからインパクトでヘッドが急加速すると、軽いボールは跳ねてしまいます。等速でストロークしてゆっくりボールを打ち出すイメージです。
STEP.3 「普通のボールで打ってみる」
南 軽いのと重いの、両極端の球を打つことで普通のボールの重さをより感じることができるはずです。ヘッドと球を打ち出すスピードが揃うので、距離感が合わせやすくなっているはずですよ。
【こちらも参考に!】南プロが育てた、鈴木愛パットの極意十訓
一、 練習から"オーバーめ"、"上り2メートルまっすぐ"を繰り返す
二、 ルーティンはシンプルに
三、 迷ったらボール側のライン優先
四、 ギリギリは持たない、しっかりめに握る
五、 出だし2センチを真っすぐ出すのみ
六、 おなかにクッと力を入れる
七、 前に前に、転がりが命
八、 入る、入れてやる! の心意気で
九、 調子が悪いときはパターを替える
十、 データよりフィーリング
ポイント練習「ティ刺し打ち」
鈴木 ティの頭がボールの赤道よりも下になるように刺します。ヘッドがティに触れないようにボールの赤道より少し上を打つ感じです。ここがいちばんボールの転がりがよくなる打点なんです