たとえば、ゴルフの旅先、憧れのコースに行っても、自分の体が疲れていてプレーが台無しなんてことがよくある。旅先でも、自宅でもできる、体のコンディショニング。ゴルファーのための「体トレ&ストレッチ」をボディトレーナー勝城誉伸さん指導のもと、GOLULUの萩原菜乃花が体験してきた。
画像: 【指導/勝城誉伸さん】 横浜市「MILLE GYM」でプロゴルファー、社会人野球選手のトレーニングや体のケアをサポートしている。一般アマももちろん指導

【指導/勝城誉伸さん】
横浜市「MILLE GYM」でプロゴルファー、社会人野球選手のトレーニングや体のケアをサポートしている。一般アマももちろん指導

画像: 【体験モデル/萩原菜乃花】 ゴルフダイジェストの女子ゴルファーユニット「ゴルル」のメンバー。会員番号40、ベストスコアは75

【体験モデル/萩原菜乃花】
ゴルフダイジェストの女子ゴルファーユニット「ゴルル」のメンバー。会員番号40、ベストスコアは75

「強く長い呼吸」で体幹を覚醒

腹式呼吸も、胸式呼吸も、どちらも大事
まずやってもらうのが正しい呼吸です。長時間スマホを見たり、デスクワークの多い今の社会は、とかく猫背になりやすく、深く呼吸できている人が少ないのです。(勝城氏)

画像: スマホの使い過ぎは体幹や胸の可動域に影響を及ぼす。猫背になり、呼吸が浅くなる。脳もその姿勢を覚えてクセになってしまう。(ILLUST/安ケ平正哉)

スマホの使い過ぎは体幹や胸の可動域に影響を及ぼす。猫背になり、呼吸が浅くなる。脳もその姿勢を覚えてクセになってしまう。(ILLUST/安ケ平正哉)

すると体幹部のインナーマッスルが弱くなったり、肋骨など胸の可動域も、知らぬ間に小さくなっているもの。

軸がブレる、下半身の力が伝わらない、ねん転不足などマイナスばかり。まずは正しい呼吸でインナーマッスルを発火させることが大事です。

正しい呼吸とは、鼻から大きく吸って口から強く吐く、風船をふくらますときの呼吸、まさにあの感覚です。腹式呼吸も胸式呼吸も行われるので、腹式呼吸では体幹部のインナーマッスル群にスイッチが入り、胸式呼吸で肺に多くの空気が入ることで胸部や肩甲骨が伸縮して胸郭の可動域が大きくなります。

画像: 骨格を見ると体幹部の骨は腰骨だけ。インナーマッスルを鍛えないと安定感が生まれないのだ

骨格を見ると体幹部の骨は腰骨だけ。インナーマッスルを鍛えないと安定感が生まれないのだ

当然ゴルフにはメリットしかないですし、これがベースになるのです。

呼吸は1日に約2万回と言われていますが、これをしっかりと利用して"飛ばせるボディ"の準備につなげましょう。

"ゴルフボディ"エクササイズ① あおむけで風船をふくらませます

画像: 風船を用意して、鼻から吸って、口から強く吐く!

風船を用意して、鼻から吸って、口から強く吐く!

A.あお向けになり軽くひざを立てる。
B.お腹と胸の両方が目いっぱいふくらむようににして鼻から吸う。
C.口から強く吐き、風船をふくらませる。
D.腰が浮かないよう注意。
ちなみにあお向けになるのは、息を吐くときに重力を使ってお腹を引き込みやすくするため。

5回×3セット

ゴルフの前日、もちろん当日の朝、旅先でも、少しだけ時間を作って腹式胸式呼吸をする。インナーマッスルにスイッチを入れて、動ける体にしておこう。

画像: "ゴルフボディ"エクササイズ① あおむけで風船をふくらませます
ウェア協力/adidas アディダスグループお客様窓口0570-033-033

月刊GD2019年2月号より

※ゴルフボディのコンディショニングは全5回。本日から1日1回ずつ配信予定です。

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