アウトモビリ・ランボルギーニは、次世代のV型10気筒スーパースポーツ「ランボルギーニ・ウラカンEVO」を発表(1月8日)。ゴルファーズカーとは言えないが、クルマ好きには見ておきたい1台だ!
新デザインで空力性能向上、エンジンはペルフォルマンテの640hp/600Nm
ウラカンEVOは、ウラカンのビッグマイナーチェンジモデルだ。エンジンは、ウラカン・ペルフォルマンテに搭載されていた5.2Lの自然吸気V10を採用し、640hpと600Nmを発生。7速DCTで4輪を駆動し、最高速度は325km/h以上、0-100km/h加速は2.9秒、0-200km/h加速は9秒を誇る。
「ランボルギーニ・ディナミカ・ヴェイコロ・インテグラータ(LDVI)」と呼ばれるビークルダイナミクス制御装置も採用している。
ランボルギーニ・ピアッタフォルマ・イネルツィアーレ(LPI)が、クルマの挙動をリアルタイムでモニタリング、4輪に作用するトルクベクタリング・システムを作動させる。これらのシステムがLDVIによって制御され、極めて機敏かつ高い応答性能を実現。
![画像: フロントバンパーにはスプリッターが装着され、エアインテークも大型化](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783396/rc/2019/01/11/d6b8718750f81d9ec3a3af55729cd65e5e8a8d00_xlarge.jpg)
フロントバンパーにはスプリッターが装着され、エアインテークも大型化
![画像: 従来型ウラカンのハイパフォーマンスモデル、ペルフォルマンテのエンジンが移植された](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783396/rc/2019/01/11/bc56f7bbec9573cf8cd9968f01f087d6e1f35cd4_xlarge.jpg)
従来型ウラカンのハイパフォーマンスモデル、ペルフォルマンテのエンジンが移植された
エクステリアは空力性能が向上。新デザインのフロントバンパーには一体型ウイングを備えたフロントスプリッターにより空力効率が上がり、エアインテークも大型化された。
リアバンパーの上に新スポーツエキゾーストシステムのツインアウトレットが配置、スロット付き一体型リアスポイラーが装着された。
アンダーボディも空力を重視した形状で、ウラカンEVOのダウンフォースと空力効率は、第一世代のウラカンの5倍以上になった。
![画像: 一体型リアスポイラーにディフューザー形状のアンダーボディなど、リアビューも大迫力](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783396/rc/2019/01/11/ba8ca6a73059732e66eae145cd4f6f857639be31_xlarge.jpg)
一体型リアスポイラーにディフューザー形状のアンダーボディなど、リアビューも大迫力
センターコンソールの上には8.4インチのタッチスクリーンが備わり、マルチフィンガージェスチャーコントロールにより手元でコネクティビティを利用できる。マルチメディアシステムは、音声による操作も可能だ。
![画像: ホイールも新デザイン。タイヤは前245/30R20、後305/30R20のピレリPゼロ。ラゲッジスペースについて言及するのは無粋だろう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783396/rc/2019/01/11/70d85fcbfabef9807bd7342bdac49d3fedc0e518_xlarge.jpg)
ホイールも新デザイン。タイヤは前245/30R20、後305/30R20のピレリPゼロ。ラゲッジスペースについて言及するのは無粋だろう
ウラカンEVOは、2019年春から順次デリバリーの予定。日本での価格は、2984万3274円(税抜き)と発表されている。
ランボルギーニ・ウラカンEVO 主要諸元
●全長×全幅×全高:4520×1933×1165mm
●ホイールベース:2620mm
●乾燥重量:1422kg
●エンジン:V10 DOHC
●排気量:5204cc
●最高出力:640hp/8000rpm
●最大トルク:600Nm/6500rpm
●トランスミッション:7速DCT
●駆動方式:縦置きミッドシップ・フルタイム4WD
●価格:2984万3274円(税抜き)