「子どもたちと一緒に学んでいきたい」
「ザ・ファースト・ティ」とは、アメリカで始まったゴルフを通しての子どもたちへの教育活動。『ナイン・コア・バリュー』という独自のテーマを掲げ、ゴルフの技術だけでなく人生を豊かにするための"ライフスキル"を教えることに重点を置いている。
ナイン・コア・バリュー
「正直・誠実・スポーツマンシップ・尊敬・自信・責任・忍耐・礼儀・判断」を9つの大切な価値観と位置づけられており、子どもたちはゴルフを通して体験しながら学ぶことができる
日本では、宮里優作プロが2016年からアンバサダーとして活動してきたが、今年から、深堀圭一郎プロと宮里美香プロが加わることになり、1月15日に就任式(都内のアメリカンクラブ)が行われた。
ちなみに、アメリカではリッキー・ファウラーやセルヒオ・ガルシア、ポーラ・クリーマーらも応援活動を行っている。
「今年50歳。僕のゴルフ人生が、このプログラムの中に詰まっていると感じています。今、ゴルフ界はスコア主義になっている部分もありますが、人間形成・教育としても広く伝えるようにしていきたい」(深堀)
「アメリカで9年間戦い、存在は知っていましたが、具体的に知ると私自身に響く内容。こういうことを小学生からできるのはうらやましい。私もジュニアと一緒に受けていきたいです」(宮里)
2人のプロの就任に際し、氏家正道ジャパン理事長は「エリートゴルファーをつくるのではなく、生きる上での能力を学ぶプログラム。すべての子供に門戸を開いています」と挨拶。
プロとして試合で活躍するだけでなく、ゴルフの力を伝えていく決意だ。
「ザ・ファースト・ティ」についてくわしくは、公式ホームページをご覧ください