長年契約していたダンロップを離れ、2019年シーズンからクラブ契約フリーで試合に臨んでいる横峯さくら。彼女の現在のセッティングを覗いてみよう。
画像: よこみねさくら/1985年生まれ、鹿児島県出身。国内通算23勝、2009年に賞金女王。2015年からは主戦場を米ツアーに移し、初優勝を目指し奮闘を続ける

よこみねさくら/1985年生まれ、鹿児島県出身。国内通算23勝、2009年に賞金女王。2015年からは主戦場を米ツアーに移し、初優勝を目指し奮闘を続ける

2019年からクラブ契約フリー

国内開幕戦となったダイキンオーキッドでは今回の14本(上写真)で戦ったが、1ヵ月後にはすべてのクラブが変わっている可能性もあるという。

「オフからたくさんのクラブを試して、今の自分が求めるもの、マッチするものを探しています。ほぼ決まってきているので、次のセットでおそらく決まるんじゃないかと思います」

プロゴルファーにとってクラブ契約はプレーをサポートする上で大きな存在だが、それを捨ててまでフリーに踏み切った理由は、新しいことに挑戦したかったからにほからならない。

とくにこだわったのはドライバー。「とにかくフェードが打ちやすいものを探し求めています」

フェードが打ちやすいピン「G400LST」。ロフト8.5度

画像: ドライバーは自然にフェードが打てることを重視。それを一番に考え選んだのがピン「G400 LST」。まだまだ模索中だが、左へのミスを消せることでティショットのストレスが軽減した

ドライバーは自然にフェードが打てることを重視。それを一番に考え選んだのがピン「G400 LST」。まだまだ模索中だが、左へのミスを消せることでティショットのストレスが軽減した

画像: 「TRP X ツアー」シャフト。硬さはSR

「TRP X ツアー」シャフト。硬さはSR

アメリカに行ってからは様々な刺激を受けた。飛距離はそのひとつでもあるが「飛ばすことよりもショット力でこそ勝負できると感じた」と言う。

だからこそ、本来の持ち球であるフェードボールに磨きをかけようとしている。

ウェッジに関しても自身の感覚を重視して選んでいる。アメリカのような距離が長く、タフなコースセッティングでは「アプローチが生命線になります」とも。

フリー契約という立場の利点を存分に生かし、自分に合ったクラブを見直している横峯。悲願の米ツアー初優勝へ向け、新たな挑戦はまだ始まったばかりだ。

アクシスゴルフ「Z1ウェッジ」。48、52、58度

画像: アクシスゴルフの「Z1 ウェッジ」をチョイス

アクシスゴルフの「Z1 ウェッジ」をチョイス

画像: 58度の顔。リーディングエッジの丸みが特徴

58度の顔。リーディングエッジの丸みが特徴

画像: 「14本の中でも軸はウェッジ」と、100ヤード以内の精度にはこだわりがある。ピンをデッドに狙っていける抜けの良さがお気に入り

「14本の中でも軸はウェッジ」と、100ヤード以内の精度にはこだわりがある。ピンをデッドに狙っていける抜けの良さがお気に入り

フェアウェイウッドも「左を消す」。ピン「G400」の3W、5W

画像: FWは操作性が高く、ドライバーからの流れがいいピン G400。安定した飛距離が出る

FWは操作性が高く、ドライバーからの流れがいいピン G400。安定した飛距離が出る

飛距離と操作性を兼ね備える「M5」アイアン

画像: アイアンもほかのクラブと同じく模索中。条件は以前使っていたゼクシオ アイアンシリーズと飛距離の差が出ないことだが、飛べばOKというわけではない

アイアンもほかのクラブと同じく模索中。条件は以前使っていたゼクシオ アイアンシリーズと飛距離の差が出ないことだが、飛べばOKというわけではない

ウェッジと同じ「アクシスゴルフ」をチョイス

画像: ビスを多用した独特なデザインのアクシスゴルフ「ツアーモデル」

ビスを多用した独特なデザインのアクシスゴルフ「ツアーモデル」

画像: フォルムはアンサー型のロングネックタイプ。しっかりヒットでき、打感を体にフィードバックしやすい、と感覚重視でチョイスした

フォルムはアンサー型のロングネックタイプ。しっかりヒットでき、打感を体にフィードバックしやすい、と感覚重視でチョイスした

あらゆるクラブを試し中、現時点の14本

画像1: あらゆるクラブを試し中、現時点の14本

PHOTO/Hiroyuki Okazawa

週刊GD2019年4月2日号より

画像2: あらゆるクラブを試し中、現時点の14本

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