尾崎直道プロの経験談から始まり、黒宮幹仁プロコーチの解説で進めてきた本企画。トッププロのスウィングを正面と後方から分析してきたが、今回はシニア入り目前でありながらレギュラーツアーの第一線で活躍する藤田寛之プロが「上空から見た」自身のスウィングを解説。これで、ねん転のポイントがまるわかり。
画像: 【解説/藤田寛之プロ】 2012年賞金王は今年シニア入りの年齢に。優勝から数年遠ざかっているが今年は復活Vを目指す

【解説/藤田寛之プロ】
2012年賞金王は今年シニア入りの年齢に。優勝から数年遠ざかっているが今年は復活Vを目指す

トップの肩のラインにタテの線を引けば、ねん転差が見える

画像: 【トップで腰は約45度。肩はほぼ90度回る】左ひざを正面に出しながら、胸を右に向けるようにする。手は胸の前から離れないように。

【トップで腰は約45度。肩はほぼ90度回る】左ひざを正面に出しながら、胸を右に向けるようにする。手は胸の前から離れないように。

藤田 トップの肩の位置でタテに線を引いてタテに並べると、頭がどんどん右(飛球線後方)に動くのが分かりますよね。今はダウンスウィングからフォローにかけて、体が後ろにいって、その入れ替わりで手が前に出て、最後にヘッドが遠心力最大になって出てくるという、ちょうどハンマー投げのようなイメージで振っているんですが、ちゃんとその通りになっていますね。

藤田 それと、軸が動かずに回転すると、頭や体の動きって意外と少ないのがわかると思います。

画像: 【ハーフウェイダウン:先に腰が回転、肩がついてくる】「頭と胸は右を向いたままのイメージです」

【ハーフウェイダウン:先に腰が回転、肩がついてくる】「頭と胸は右を向いたままのイメージです」

画像: 【インパクト:胸は開いてOK】胸を開かないと頭の位置との入れ替わりで手が前に出せない。ただし下半身が先行することが大前提

【インパクト:胸は開いてOK】胸を開かないと頭の位置との入れ替わりで手が前に出せない。ただし下半身が先行することが大前提

画像: 【フォロー:肩が腰に追いつく】インパクトからフォローにかけて、頭とヘッドが引っ張り合うことで「当たり負け」が防げる。肩はフォローでやっと追いつく

【フォロー:肩が腰に追いつく】インパクトからフォローにかけて、頭とヘッドが引っ張り合うことで「当たり負け」が防げる。肩はフォローでやっと追いつく

藤田プロ直伝レッスン①
切り返しは左足から

画像1: 藤田プロ直伝レッスン① 切り返しは左足から

トップから左足だけを踏み込むことで、上下のねん転差を変えることなく切り返すことができる。

藤田プロ直伝レッスン②
手はあとから下りてくる

画像2: 藤田プロ直伝レッスン① 切り返しは左足から

下半身から切り返すと、手とクラブが一瞬遅れ、その遅れによってプレーンに下ろせる形になる。

藤田プロ直伝レッスン③
ハンマー投げのイメージで振る

画像3: 藤田プロ直伝レッスン① 切り返しは左足から

ダウンスウィングからフォローにかけて、頭が後ろに動くのと入れ替わるように手が前に出る。原理はハンマー投げと同じ。体を支点にヘッドに遠心力をかけよう。

画像: 打ちにいってしまうと、遠心力は使えない

打ちにいってしまうと、遠心力は使えない

【ゴルフダイジェストTV】藤田プロのスウィングを動画でチェック↓

画像: 上空からパシャ! 藤田寛之プロのスウィングを 神様目線で見てみよう www.youtube.com

上空からパシャ! 藤田寛之プロのスウィングを 神様目線で見てみよう

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月刊GD2019年5月号より

画像: 撮影した写真をチェックし「これは面白いね!」と藤田プロ

撮影した写真をチェックし「これは面白いね!」と藤田プロ

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