【指導】深堀圭一郎プロ
切れ味のあるアイアンが持ち味だけど、実はFWも得意で高弾道ショットが武器。今季からシニアツアーに参戦する50歳。フォーラムエンジニアリング所属
「30センチ手前から滑らせる」これでチョロはなくなります
![画像: 「30センチ手前から滑らせる」これでチョロはなくなります](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/05/16/b582ad2c4ead663a9c39b6856d14dea58265d39c_xlarge.jpg)
FWは、ダウンブローでも、アッパーブローでもない
「FWが打てない人は、飛ばそうとして力んでいるか、球を上げようとしてあおっているか、だいたいどちらかに当てはまります」という深堀プロ。
具体的にはどういうこと?
「力む人は上体で当てにいってダウンブローになっていて、上げようとする人はドライバーみたいにアッパーブローになっているんです。だから手前を叩いたり、頭を叩いたりしてしまう。FWは受けからでも下からでもなく、ズバリ『横から』。レベルブローに打つのが正解です」
【チョロの原因はこの2つ】
![画像: 飛ばそうとする人は上体が力んで叩きにいくから、ヘッドが鋭角に入りやすい](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/05/16/5c84ae43ed76fd6077b82f57e593d0c652fc4948_xlarge.jpg)
飛ばそうとする人は上体が力んで叩きにいくから、ヘッドが鋭角に入りやすい
![画像: 球を上げたくてドライバーのようにアッパーブローに振ってしまうと、ソールで頭を叩くひどいトップも出てしまう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/05/16/63432bd718c746a2f653b1b758c2d0cfc1d2bc9f_xlarge.jpg)
球を上げたくてドライバーのようにアッパーブローに振ってしまうと、ソールで頭を叩くひどいトップも出てしまう
せっかくソールが広いのだから、それを利用しない手はないということか。
「ボールのかなり手前から滑らせながら打てばいいんです。そのためには大きなスウィングアークで振ってください」
滑らせるPoint.1 「手でクラブを上げず、胸の前に手をキープ」
![画像: 滑らせるPoint.1 「手でクラブを上げず、胸の前に手をキープ」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/05/16/531e990e9f4c6fb695ca88976e047a47469ffb92_xlarge.jpg)
手でクラブを上に上げてしまうと、スウィングアークが小さくなってしまう。胸をしっかり回して腕とクラブは胸の前にキープすること。
![画像: 手でクラブを上げるのは絶対にNG](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/05/16/a6324a47bdd5b0129baf492f01ae68048c545798_xlarge.jpg)
手でクラブを上げるのは絶対にNG
滑らせるPoint.2 「上体で打ちにいかず、ヘッド・ビハインド・ザ・ボール」
![画像: 滑らせるPoint.2 「上体で打ちにいかず、ヘッド・ビハインド・ザ・ボール」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/05/16/0e23b92f342c864fe2a7776f9760f2102f1d1918_xlarge.jpg)
頭がボールの先に行ってしまうとヘッドは上から入る。なので、ビハインド・ザ・ボールを意識してヘッドは横から入れていくこと。
滑らせるPoint.3「腰から腰の連続素振りが効く」
![画像: 滑らせるPoint.3「腰から腰の連続素振りが効く」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/05/16/41855497d89c032fa429c7c2ec1a2b0f884e3144_xlarge.jpg)
腰から腰までクラブを行ったり来たりさせる素振りをすると、ソールを滑らせる感覚が身についていく。
次回は、大きく振り抜くために必要なことをレクチャー。練習ドリルも紹介します!
月刊GD2019年6月号より
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