ルール上限の460ccが大半を占めるなか、突如登場した275ccサイズのドライバー。テーラーメイドの「オリジナルワン ミニドライバー」はいったいどんな性能なのか。浦大輔プロがさっそく460ccの人気ドライバー「M5」、「M5スプーン」と試打比較した!
最新機能も搭載。「オリジナルワン ミニドライバー」
【試打テストのルール】
M5ドライバー(10.5度)、M5 FW(15度)とミニドライバー(11.5度)を打ち比べ、トラックマンで計測。各クラブで5球ずつ、いずれもティアップして打ち、もっとも飛距離データの良いもので比較
ドライバー"二刀流"のセッティングもアリか!
「コレ、めちゃくちゃ振りやすいじゃないですか!」1発打つなり、浦プロが驚きの声を上げる。
「ミニっていうから、もっと小さいのかと思ったけど、そこまでじゃないから不安がない。それに小 さい分、空気抵抗が小さいと思います。気持ちよく振り切れますね」
460ccのドライバーと比べると、弾道の高さは低く鋭く感じる。
「フルサイズのドライバーは、ドーンとキャリーで稼ぐ感じですがミニは中弾道で球が強く、前へ前へと進む感じ。吹き上がる感じがいっさいありません」
【試打結果】中断道で強く飛ぶオリジナルワン
では、このミニドライバー。どんなゴルファーに合うのだろうか。
「リストターンの大きい人、また球を操作したい人にはピッタリです。また狭いホール用にミニ入れるなど〝ドライバーを2本〞にするセッティングもアリですね」
ミニドラの特徴
ヘッドが小さいから圧倒的に振り抜きやすい!
特長1投影面積が大きめで不安感は意外にない
特徴2ライナー系の強い弾道で飛ばせる
特徴3
パワーヒッターなら直ドラもいける
特徴4
空気抵抗が少ないから振り抜きやすい
ワンポイントアドバイス
ミニドラ系はリストを多く使う人に合う
多くの460ccのモデルに比べ、ミニドライバーはヘッドが返りやすい。リストターンが大きい人でも扱いやすいです。
月刊GDとBS-TBSがコラボ。「ゴルラボ.TV」毎週日曜12時から放送中
ゴルフに関するあらゆる謎や様々な疑問を徹底解明する番組。月刊GDの発売と合わせ月1回は実験マルシェとのコラボ企画で放送しています。
月刊GD 2019年8月号より