シャフトに仕事をさせて高弾道ショットを打つ
青木 部分的に「こうしろああしろ」とはあまり言いませんが、しいていうならダウンでの右腕の使い方です。
GD どんな動きですか。
青木 トップから右ひじだけを伸ばしてダウンスウィングするんです。これにより、シャフトがしなりながらボールを拾ってくれます。要は筋力ではなく、シャフトに仕事をさせることで、高弾道ショットが可能になるんです。
C字にシャフトをしならせる!
右ひじを伸ばして入射角をゆるやかにするのがポイント
青木 右ひじを曲げたままだとロフトが立ち過ぎますし、手首まで伸ばすと大ダフリしますので、注意が必要です。
青木 大事なのは、上体を伸び上がらずインパクトすること。
青木 そして、シャフトに仕事をさせることです。
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週刊ゴルフダイジェスト6月18号に掲載した渋野プロが練習用に使っているフジクラの軟らかシャフト『MCI PRACTICE Iron』。その後、メーカーへの問い合わせが殺到したこともあり、なんと先月、商品化された。週刊GDでプレゼントしている。
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究極のドリルを教えて
GD いつもやっているドリルや練習法などはあるのですか?
青木 では、“シブコ”に初めて教えたドリルを紹介します。クロスハンドにして、ハーフショットする練習法です。
GD どんな効果があるのでしょうか。
青木 インパクトで上体が伸び上がってしまう人は多いですが〝シブコこ〞も初めはそうでした。その伸び上がりを矯正することができるんです。いつもと違う感覚になるので、どうしても手を使いたくなりますが、このときも、腹筋を使って打つことを意識してくださいね。
クロスハンドハーフショット
左手を下にしてクロスハンドで握りショットすると、少しでも左肩が起き上がったら、トップもしくは空振りまである。前傾角度や左サイドなど、上体が起き上がっているか否かをすぐに確認できる練習法。
PHOTO/Hiroaki Arihara、Shinji Osawa
THANKS/パインレークゴルフクラブ、樫山ゴルフランド
週刊GD2019年9月17日号より
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