飛んで上がって打感がいい「920」。こんなフォージド待っていた!

軟鉄鍛造でこの形状
軟鉄鍛造。プロが使うアイアンといえば、ほとんどがこの製法で作られ、誰もが憧れるアイアンと言っても過言ではないだろう。
打感がよくて、一度でも芯を食った当たりが出せれば、 軟らかい感覚が手に耳に残り、ゴルファーを虜にしてしまう。
しかしながら、鉄がぎっしりと詰まったアイアンヘッドは自然とコンパクトな形状となり、操作性は高いものの、難しくなってしまう……。
さらにはアイアンにもやってきた飛距離ブームにもより、複雑なヘッド形状を作りにくい鍛造製法は、重心位置の自由設計度が低く、ストロングロフト化に合わない……。
そんな軟鉄鍛造アイアンのイメージを払拭し、新しい時代のフォージドとして誕生したのが「ミズノプロ920」だ。
素材には強度が高い「軟鉄ボロン鋼」を採用。「デュアルT-スロット加工」と呼ばれる最新の鍛造製法でキャビティの内部を極限まで広くし、なんと前モデルの「ミズノプロ918」の2倍近い余剰重量を生み出した。

「このアイアンの飛びが大好きです!」とは、今季初優勝とトップ10の常連となっている原英莉花。現在は「918」でツアーを戦っているが、近々「920」を手に優勝する姿が見られるかもしれない
これにより軟鉄鍛造では難しいとされたスウィートエリアの拡大ばかりかフェースの反発性能を増大させた。飛距離、やさしさ、打感のよさ。欲張りなゴルファーを満足させることだろう。
「920」は超最先端のフォージドアイアンだ
920の特徴①
上下左右のミスに強い


「デュアルT-スロット加工」が生んだのは左右の打点ブレだけでなく、上下の打点ブレにも強いヘッド。「あっミスした」と思っても曲がらず、飛距離も落ちていないことに驚くという。
920の特徴②
鍛流線が打点に集合

飛距離重視型アイアンでフォージドと名がつくものは、ほとんどがボディだけ。ミズノは鍛造の一体成型にこだわり、打点に近いほど鍛流線が密になる「グレインフローフォージドHD」製法と銅下メッキで打感のよさを追求している
920の特徴③
こんなえぐれも一体成型

複雑で大きなえぐれをもつキャビティ形状でも鍛造の一体成型で作り上げるのがミズノのこだわり。限界といわれた「Tスロット」を進化せた「デュアルTスロット」加工でトウ・ヒール方向により広く、ソール方向により深くキャビティを広げている
920の特徴④
スピンを生むトップライン。抜けを生むソール

グリーンを狙うアイアンは飛ぶだけではいけない。ミズノ史上最高の飛びを持つ「920」にも採用されている「逆テーパード設計」。厚みのあるトップラインはボールに適度なスピンを与え、美しい弾道を描いてくれる
伝統とハイテクが合体。養老テクノロジー

日本だけではなく、世界のトッププロに認められる鍛造アイアンを作ってきたミズノ。そのすべてを注ぎ込み生み出されたのが「ミズノプロ920」だ。ミズノ伝統の技術とハイテク素材とが合体。美しく、やさしく、飛ぶアイアンが慣性した。
打感は一級品。「920」はみんなが打てる鍛造

写真上からミズノプロ920、520、120
さて、新しい時代の鍛造アイアンの実力はどんなものなのか?
「920」に加え、キャビティ部分にチタンが複合されたチタンマッスルの「520」と、手嶋多一をはじめとした契約男子プロが好成績を収めている当たり前「120」を藤原慶昌プロにテストしてもらった。
【試打/藤原慶昌プロ】シンプルで明快な理論でジュニアを中心にレッスン活動。クラブにも造詣が深い。パーフェクトゴルフアカデミー所属
「『920』はやさしくて飛びます。ヘッドの作り方はさすがミズノで、つかまりやすいのにつかまりすぎず、ストレートに構えやすい形状 をしています。ヘッドスピード40m/s以下のゴルファーでも軟鉄鍛造のアイアンを使いこなすことができるモデルです。『520』は高い球が打ちやすくてシャープな形状ですが、ヘッドスピード40m/sあれば使いこなせるでしょう。『120』は美しい仕上げで、ドロー、フェードが打ち分けやすいですね」(藤原プロ)
920のここがいい! ①
ヘッドは大きめだけど顔がいい

顔がよくラインのつながりが絶妙にうまい。つかまり顔だけど、それを感じさせないようにできています
920のここがいい! ②
つかまるのに左に行きすぎない

球がつかまってボールが上がりやすい。つかまりすぎることもないので、思い切って振っていきます
520のここがいい!
3モデルで一番ボールが高く上がる

高い球が打てるということになると「520」が一番かもしれません。見た目よりかなりやさしいですよ
120のここがいい!
このマッスルはやさしい

ヘッドは小さいですが、打感はいちばん。操作性がよく、自分でボールを操りたい人にはぜひ使ってほしいです
ぜひ、3モデルとも打ち比べてほしい。
週刊GD2019年9月17日号より
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