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「パー5」で確実にスコアを稼ぐ
渋野 私のスコアの基本はドライバー。だから、パー5は結構重要で、ここで少しでもアンダーにしておけば、パー4のティショットも思い切って打てるので、組み立てが楽になります。
![画像: プロ2勝目の最終日、13番のパー5のバーディを解説してくれた渋野プロ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/12/cc0ffb7523e4398d9231a1c0754280dd0379c743_xlarge.jpg)
プロ2勝目の最終日、13番のパー5のバーディを解説してくれた渋野プロ
渋野 とはいえ、パー3やパー4というのは、絶対に難しいホールがあるので、ガンガン攻めるだけじゃなく、無理できないホールは、花道とか、フェアウェイの広いところをしっかり狙って、不用意なダボは打たないように気をつけています。
プロ2勝目を挙げた「資生堂アネッサレディス」でバーディを獲った13番・パー5(戸塚CC西コース)。2打目を5Wで打ってグリーン左奥にこぼしたが、これは実は「狙い通り」だったという。寄せやすい場所を計算してのことだった。
── 大胆さと慎重さの絶妙な兼ね合いが好スコアにつながるのだ。
クロスに打たずに狙った場所に真っすぐ打つという渋野プロ
パー5で貯金を作り、難しいパー3やパー4に備えるというのが、プロの標準的思考。渋野プロは、4つのパー5で「2アンダー」を目標にしているという。優勝した全英女子オープンでは、ほぼ目標を達成していた。
![画像: クロスに打たずに狙った場所に真っすぐ打つという渋野プロ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/12/be150c7e402062e89859b7d86b36eae720dc56d4_xlarge.jpg)
![画像: 狙ったエリアに「真っすぐ立つ」のが基本。斜めに狙うとスタンスがズレやすいからだ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/12/5c88d5acd70480485ebb96f3bf8737bba0bb6326_xlarge.jpg)
狙ったエリアに「真っすぐ立つ」のが基本。斜めに狙うとスタンスがズレやすいからだ
通常、右にピンがあれば、ティの右側からフェアウェイ左側へ対角線に狙いがちだが、渋野プロは、「スタンスが斜めになるのを嫌い、ティの右に立って真っすぐ打つ」という。
![画像: 「ホールに対して、できるだけ真っすぐ立って打つほうが、思い切ってスウィングできて、結果もいい」と渋野プロ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/12/eecb7b4dfa8193e64ad4cd5fc7135e7329eed840_xlarge.jpg)
「ホールに対して、できるだけ真っすぐ立って打つほうが、思い切ってスウィングできて、結果もいい」と渋野プロ
若手女子プロたちのパー5攻略法
勝みなみ 「ティショットをフェアウェイに置く、それで8割方OK」
パーの数にかかわらず、ティショットがホール攻略のカギ。狙いめはゾーンで設定しておいて、実際に打つ時は、ピンポイントに狙って打つ。最悪でもゾーン内に残るイメージです。
![画像: 狙いどころを明確に決めておく](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/12/e3af1c5798d110e665cefca39a26093dc049ed9a_xlarge.jpg)
狙いどころを明確に決めておく
河本結 「3オンか2オンかティショットでプランを決める」
「グリーン周りが難しいパー5は、狙いやすいところから3打目勝負というのを、ティショットの時点で決めています」と河本プロ。メモには、ティショットの狙い目と注意点が細かく書き込んである。
![画像: センチュリー21レディス(1番・パー5・480Y/石坂GC)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/13/91496b593d6b43efbdd94664b9ae6d41388ab24b_xlarge.jpg)
センチュリー21レディス(1番・パー5・480Y/石坂GC)
![画像: 結果や風の情報も書いています](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/12/12453555a097bf992a1af6db8dd71016a55d83f6_xlarge.jpg)
結果や風の情報も書いています
大里桃子 「自信のある100Yを残すように戦います」
パー5で2オンが無理なら、3打目に得意距離を残します。短くても苦手な距離より、好きな100㍎をきっちり打つのが、自分にとっての『攻め』です。
![画像1: 若手女子プロたちのパー5攻略法](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/12/56887db2cf9d068dd71f4f58c842d52fda67a297_xlarge.jpg)
小祝さくら 「特にグリーン周りを気にする」
グリーン周りが難しい「守るホール」は、「NGゾーン」を詳細にメモし、ショットも事前により具体的に決めて打つ。
![画像2: 若手女子プロたちのパー5攻略法](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/12/1062a7b7512258b862bae55bedd2dc7a435a390b_xlarge.jpg)
稲見萌寧 「練習ラウンドからパー5の安全な3打目地点を決めておく」
パー5では「安全な3打目地点」を決めておく。そうすることで、ティショットでミスしても、そこに狙うだけでいい。
![画像3: 若手女子プロたちのパー5攻略法](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/12/d3a3dbc72aaab9f7aa6fd6e54ed8fab1e328995f_xlarge.jpg)
![画像: 攻めと守り、女子プロはパー5で流れを引き寄せる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/13/085fd7fe1cdc28516d4a83d52f1f6a5a755cce03_xlarge.jpg)
攻めと守り、女子プロはパー5で流れを引き寄せる
女子プロに学ぶゴルフIQ「持ち球を武器にする」に続く
月刊GD2019年10月号より
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![画像1: golfdigest-play.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/12/6355034a03d04966e200fe02ae632fb99fa7b212.png)
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![画像2: golfdigest-play.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/12/36241c74ec32368ab8cc96132a05a5de1be7c87f_xlarge.jpg)
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![画像3: golfdigest-play.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783386/rc/2019/09/13/7ddad5aede00167a70550cc70596ba59db7f6463_xlarge.jpg)