1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬。彼女が飛ぶようになった秘訣をお伝えする本企画。今週は「ミナセの小部屋vol.12」。テークバックで“肩を回す”ときの注意点について紹介します。

【通勤GD】
通勤GDとは‟通勤ゴルフダイジェスト”の略。世のサラリーマンゴルファーをシングルに導くために、月曜日から金曜日(土曜日)までの夕方に配信する上達企画。帰りの電車内で、もしくは翌朝の通勤中、スコアアップのヒントを見つけてください。

【小澤美奈瀬】
おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。弊誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しながら、主に東京や名古屋などで飛距離アップのレッスンを行っているティーチングプロ。

こんにちは、小澤美奈瀬です。今回は、テークバックの注意点についてお話しさせていただきます。

前回のお話し

よく、テークバックで“肩を回す”という言葉を聞くかと思います。トップで肩の入りが浅いと「深く肩を回せ」などと言われた人もたくさいるかと思いますが、私もそうでした。

でも、深く肩を回そうとすると、トップで右へスウェイして、上体が起き上がってしまいがち。このまま振ると、上体が起き上がった状態で、インパクトするわけですから、ボールにパワーが伝えられるはずもありません。

左肩を下げるようにテークバック
アドレスの前傾角度がキープできます

そこでテークバックの肩の動かし方を変えることにしました。いままで通り肩を回すと、上体が起き上がるので、左肩を回すというより下げるイメージに変えました。すると、重心が下がり下半身が安定して、前傾角度をキープしたまま振れるようになったんです。

画像: 左肩を“回す”のではなく“下げれば”よかったんだ

左肩を“回す”のではなく“下げれば”よかったんだ

インパクトでボールを横からグッと力強く押し込む感覚も出せるようになったので、一気に飛距離が伸びました。

飛距離アップストレッチ

【ストレッチ①】テークバックは左肩を下げるイメージ

テークバックで肩を回すとき、イメージ的には左肩を地面に向けて下げるようにすると、前傾角度が保たれた状態のままトップへ移行できる。

画像1: 飛距離アップストレッチ
画像2: 飛距離アップストレッチ

【ストレッチ②】腹斜筋を伸び縮みさせて素振り

バックスウィングでは右側の腹斜筋を伸ばし、左側の腹斜筋を縮めるように動かす。これにより、体が起き上がらないのでパワーが溜まったトップが作れる。始動から左肩を下げると、この動きになりやすい。

画像3: 飛距離アップストレッチ
画像4: 飛距離アップストレッチ
画像5: 飛距離アップストレッチ

はじめはボールの見え方やイメージがかなり変わるので怖いかもしれませんが、勇気を持って左肩を下げてみてくださいね!

PHOTO/Takanori Miki

週刊GDより

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