シャフトのしなりってなんなのだろうか。シャフトは切り返しでしなり、インパクトでしなり戻る。その力をうまく使えば、非力でも飛ばせるという“理屈”は知っている。釣り竿ぐらいシャフトがしなればわかりやすいが、私のシャフトはそんなにしなってくれない。そんな時、このシャフト、デザインチューニング『メビウスEQ』に出合った。
画像: メビウスEQ

メビウスEQ

振った瞬間驚いた。生まれてはじめてしなりで飛ばせた気がしたのだ。

シャフト自らが自然に最適なタイミングでしなり、抜群のタイミング(まさにジャストインパクト)で戻ってきてくれるから、しなるのに曲がらない。

シャフトがしなると曲がると言われ、それを信じていたのだが、この『メビウスEQ』は飛んで曲がらない。

このシャフト、好評だった前作の動的剛性理論※をさらに進化させ、マルチフレックスを継承し、先端部と手元部を高剛性に仕上げながらシャフト中間部はしなやかさを持たせている。

画像: マルチフレックス(あらゆるHSに対応)で、30g台の「DX Super LITE」から60g台の「DX pro」まで4つの重量帯をラインナップ

マルチフレックス(あらゆるHSに対応)で、30g台の「DX Super LITE」から60g台の「DX pro」まで4つの重量帯をラインナップ

※動的剛性理論とは
スウィング時に発生するシャフト各部の変化量を測定し、それに合わせて剛性設計する理論

シャフトが自動的にしなるので、ヘッドスピードがアップし、最新へッドの性能を最大限に引き出す。

加えて、高価なPAN系プリプレグと航空宇宙グレードの高強度繊維を贅沢に使用し、余分な振動を排除したおかげで、しなるのに方向性と正確性はすこぶる良い。

軽量でしなるシャフトというのは当たり負けしやすいものだが、シャフトがタイミングを教えてくれるので、強いインパクトになり飛距離が伸びる。

明日は、以前「しなりが使えないね」と言われたシングルさんと同組。しなりを使いこなす姿を見せつけられると思うと、今夜は興奮して寝られないかもしれない。

画像: ※写真はDX pro

※写真はDX pro

デザインチューニング
メビウスEQ
◎フレックス/マルチフレックス
◎重量/61g(DX pro)・53g(DX)・47g(DX LITE)・39g(DX Super LITE)
◎キックポイント/先~元
◎トルク/6.0(DX pro)・5.3(DX)・3.8(DX LITE)・3.2(DX Super LITE)
◎価格(税別)/6万円

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【応募締め切り】2019年12月10日(火) 24時

週刊GD2019年12月10日号より

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画像: golfdigest-play.jp
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